家族と相談をして村長選挙への出馬を決める時、1つの約束をしました。

「次の村長選挙に落選したら政治家を引退する。2度と家族に迷惑をかけない」

 

 

今回の選挙も、家族はすごく協力してくれました。

選挙スタッフも、島の精鋭部隊が集まってくれました。

友人や仲間、先輩方も活発に動いてくれました。

全く悔いが残らない選挙が出来ました。

しかし、私の力不足、能力不足のため、小笠原の民意は2度、私から遠く及ばない所に。

 

 

これ以上、家族に迷惑をかけることはできません。

また、同じ選挙区で2度連続して落選することは、政治家としての終わりも意味します。

そのため、政治家を引退させて頂きます。

もうこの島で選挙に出馬することはありません。

島の政治活動からも身を引きます。

(追伸:9月6日をもって三宅会を脱会、自民党も離党しました)

 

 

支援者の皆様からのご期待、ご支援やご協力を思うと、大変心苦しく思います。

心残りもあります。

しかし、2度に渡る村長選挙の民意を重く受け止めなければなりません。

支援者の皆様には、大変申し訳なく思います。

 

 

一方、14年間の政治家人生を振り返ると、充実したやり甲斐のある日々でした。
志1つで、島がより良く変わっていく姿も見ることができました。
皆様からのご支援により、政治仲間らと共に、自分の能力以上の事を数多く実現できました。
オスプレイを誘致したり、官邸を巻き込んでサンゴ密漁船と戦ったり、全国初となるTV会議裁判制度を創設したり、おが丸PCR検査を導入したり・・・
村内への国、東京都の予算を大きく増やし、雇用創出、福祉、環境などの事業を充実させてきました。
全国的な政治活動コンテストでも2度の受賞。
島民みんなの力で、世界自然遺産にもなりました。
それらは私の誇りとなっています。

 

 

引退後、何をしていくのか決めていません。

でも、 島内外を問わず、 幾つかやりたい事、興味のあることがあります。

新規事業の立ち上げ、政治家の秘書、小説家などなど・・・

反省し、人間力をもっと磨きながら、新たに活躍の場を創っていこうと思います。

 

 

政治家、一木重夫はとても幸せでした。

支援者の皆様、長い間、本当にありがとうございました。