望月麻衣『京都寺町三条のホームズ2 真贋事件簿』 | coralの読書記録

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望月麻衣さんの『京都寺町三条のホームズ2 真贋事件簿』を読みました。

 

 


京都の寺町三条商店街にある骨董品店〈蔵〉のオーナーの孫・家頭清貴は、依頼を受けて南禅寺を訪れる。
住職が勉強会で留守にしている間に、『南禅寺様。龍を頂戴いたしました』と書かれた手紙が2度舞い込んだ。
南禅寺の山号は『瑞龍』で、寺の中には龍にまつわるものがいくつもあるが、どれも盗まれた形跡がないという。



「京都寺町三条のホームズシリーズ」の2作目です。
サブタイトルにあるように、古美術品の真贋がキーになった事件と相対することになります。
ひょんなことから〈蔵〉でアルバイトをすることになった真城葵ですが、どうやらこの商売にむいていた様子。
センスの良さが伝わってきます。

普段は標準語なのですが、たまに話す清貴の京都弁。
真情を吐露するときに出るのかな?とも思ったのですが、どうやらそれだけではない様子。
何をキーに切り替えているのかがまだ掴めないでいます。
京都弁に限らず、方言っていいですよね。温かみが感じられますし、その土地の臭いが伝わってきます。

新しいシリーズキャラクターも加わるのかな?という臭いを感じ取ったのですが、私の直感の真贋はいかに。

 

 

 

 

 

 

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