恩田陸さんの『ユージニア』を読みました。

 

 


数十年前、地方の名家で起きた大量殺人事件。
米寿の祝宴の乾杯に用意されていた日本酒とビールに毒物が混入されていた。
近所に住む小学生だった雑賀満喜子は、大学の卒業論文代わりにこの事件をふたたび洗い直し、たまたま編集者の目に止まったことから、出版されることになった。
犯人は酒とジュースを届け、のちに自殺した男性とされているが、謎も多い事件。
満喜子が書いた小説でも、犯人は特定されていなかった。



章ごとに、関係者が事件を振り返る形式で書かれた作品。
坦々と述べられるだけなので、私が苦手とする形式…

恩田陸さんの狙いがわからない。
そんな思いで最後までやってきてしまいました。

うーん、どう表現すればよいんだろう。
「難解」?

日本推理作家協会賞を受賞していることからも、悪い作品ではないのでしょうが、私の頭ではついていくのがやっとでした。
玄人好みの作品なのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

過去の「恩田陸」記事
 

 


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