Coral Lab 大塚です!
本日は実験水槽記録から
水質を特殊な分析機器を用い、多元素の濃度を正確に測定してもらい
そのデータを基に天然海水に近くなるよう
添加剤で調整していくTRITON method
じっくり立ち上げようと思ったのですが
海藻フィルターに入れた2種類の海藻のうち
海ぶどうが衰退していってしまっているので
サンゴを入れることにしました。
生体の出入りが少ない水槽では
余計なものは持ち来ない検疫体制が
後々でてくるトラブルを回避するコツだったりします。
ということで
背景が汚くてすみません(汗)
トロピックマリン社のサンゴ用薬浴剤「Pro Coral Cure」を使い
導入前に薬浴させることにしました
ヨウ素が目に沁みます!これは効きそうです!(笑)
こういった薬浴で100%とは言えませんがかなり、珊瑚を食害または寄生するヒラムシや病原菌などを洗い流す事ができるそうです。
寄生虫がいなくなればサンゴの成長速度も加速します。
サンゴの調子が良くなって来れば色上がりも後から付いてきますので
その下準備ですね!
こうして薬浴したサンゴを
水槽へ、、、
薬浴直後は少し色がくすむのと、長期輸送で疲れが出ているサンゴには
刺激が強すぎることもございますので
本当なら60cm規格、もしくはワイドの簡単なトリートメントタンクがあると
緊急時の逃げ場にもなりますからベストですね。
サンゴにもよりましたがおおよそ1-2日でポリプバンバンの調子良い姿を見せてくれて一安心。
まだKHには変動が出ていませんので
光で減っていってしまうヨウ素とスキミングでも減少していくマグネシウムのみ添加しました。
衰退してしまった海ぶどうの代わりに海外シッパーから強いススメがあった
謎の海藻を入れました(笑)
近所のホテルの排水溝から拾ってきた訳では無いそうです(笑)
衰退してしまった海ぶどうも海水に溶け込んで少なすぎたリンやアミノ酸の供給に役立ってくれていると考えるとつくづく楽なシステムですよね。
このままミドリイシの調子が良ければ
隔離してあるキャンディーバスレットやニザダイの仲間、パープルファイアーゴビー等を投入していこうかと
今のところ、ただ水を換えてない水槽(笑)ですが
近々検査サービスが開始されます
そこからがこのシステムの本領発揮です!
サービス開始のアナウンスが来ましたら、詳細をブログにアップ致しますので
皆様も是非ご検討下さい!
トリトンメソッド専用のサービスではなく
ベルリンやバイオアクティフ、ゼオビットにも応用できる
サービスとなっております。
また本家トリトン社水槽は魚に冷凍飼料を与えて管理しています
私自身、粒餌は消化管にガスがたまったり
食いがシブくて成長が遅いような気がしていました。
海ではあんな乾燥したもの食べてませんからね。
ということでこちらの商品を
冷凍複合飼料 Frenzyシリーズ
Reef Frenzyは4ozサイズで細かい内容物 サンゴ水槽向き
Fish Frenzyは8ozサイズでより大型の魚へ
Herbivore Frenzyも8ozサイズでこちらはサンゴ水槽に最適なニザダイ
ヤッコ等に有効な海藻を含んだ商品です
定価は8ozサイズが¥3000(税抜き) 4ozサイズが¥2000(税抜き)
色々な原材料をブレンドしてあり栄養バランスに優れている事
嗜好性が抜群に高く、魚がガツガツ食べてくれる事など考慮しますと
割とお手頃なのではないでしょうか。
冷凍庫保管しておりますので
ご購入いただける方は是非お声かけ下さい!
店舗でも使っていますので
少量であれば使っているところをお見せすることも可能です!
サンゴの入荷は1月の末頃になってしまいそうですが
在庫サンゴは色上がりしているものもございますし
面白い機材類の入荷は結構ありますので
是非ご来店頂ければと思います。