12/14、三栄書房より、『GP CAR STORY Vol. 46 Renault R26』が発売されました。

 

 

 

概要は、

 

2000年代初頭のF1グランプリは、ミハエル・シューマッハーとフェラーリによる完全支配の時代。その流れを止めたのは、絶対王者が以前所属していたベネトンを前身に持つルノー・チームと、若き旗手として名乗りをあげたフェルナンド・アロンソだった。シューマッハーとフェラーリのダブルタイトル6連覇を阻止した2005年シーズンにアロンソは初戴冠するが、どちらかといえばフェラーリが自滅した色合いが濃く、両者がぶつかり合った06年シーズンこそが、世代交代を懸けた真の戦いといえた──。その06年シーズンにアロンソがドライブしたルノーR26は、開幕から破竹の勢いで勝ち星を積み重ねていく。新規定でエンジンがV10からV8に替わっても、ルノーとアロンソの強さに翳りは見えず……その最大の要因が車体の足回りにあった。「マスダンパー」搭載のR26はまさに無敵の強さを誇ったが、その“秘密兵器”をめぐりシーズン中にも関わらず好調ルノーに厳しい裁定が下る。そして、シーズン後半──アロンソとルノーの目の前に絶対王者が立ちはだかる。


CONTENTS
002-003 Spirit of an Epoch Maker──Prologue
006-011 逃げて、追われて、劇的連覇──Flash Back
012-015 「時代」を変えた先進性──R26 Analyze
016-021 培った自由と尊重──パット・シモンズ インタビュー
022-031 R26 Variations──レースごとの仕様とモディファイ
032-036 理不尽さとの戦い――その中で培ったチームの結束──ボブ・ベル インタビュー
037-041 剥き出しの“敵意”──ジェームス・アリソン インタビュー
042-045 奪われた創意──FIAが強硬に禁止したマスダンパー
046-053 R26 Detail File──マシンの細部を探る
054-057 V8化に革命なし──ドゥニ・シュブリエ インタビュー
058-061 ラ・マルセイエーズを奏でたエンジン──ファブリス・ロム インタビュー
062-065 制限を打ち破れ──2006年テクニカルレビュー
066-069 最高の花道。──ピエール・デュパスキエ インタビュー
070-072 痛恨の極。──浜島裕英が明かすタイヤ戦争の裏側と宿敵への想い
073 今もその魂はエンストンにあり。──ディノ・トソとの思い出
074-075 新王者の時代へ──GP Car Column
076-079 我がF1人生に悔いなし──ジャンカルロ・フィジケラ
082-085 失うものなどなかった──ロッド・ネルソン インタビュー
086-091 死闘の果てに。──フェルナンド・アロンソ インタビュー
092-093 アロンソ連覇、ミハエル猛追も届かず──2006年F1世界選手権を振り──る/R26全戦績
094-097 3Dプリンターでフルスクラッチ──GP Model Story #36
098 次号予告
099 épilogue

 

となっています。

 

 

 

 

――本日更新した記事――

 

 

 

 


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