3/24、中央経済社より、李泰王『「ものづくり」自動車産業論〈第2版〉: HYUNDAIとTOYOTA 』が発売されました。
概要は、
ものづくりのあり方として「擦り合わせ型」「組み合わせ型」に加え、「詰め合わせ型」を提示した初版にEVをはじめとするエコカー技術革新の行方についての考察を追加。
目次
序 文
序章 自動車ものづくりの誕生
1 工場革新の起源
2 日給5ドル賃上げの産業革命
3 フォード式経営の波及
4 むすび
コラム序-1 ヒトラーが愛したフォード式経営
コラム序-2 フォード式経営の発想法
第1部 メイド・イン・ジャパン
第 1 章 ものづくり企業集団,最強トヨタ
1 現場革新のフロンティア
2 なぜ,トヨタは強いか
3 トヨタ本社は,豊田の町にある
4 むすび
コラム1-1 豊田英二がみたアメリカ
コラム1-2 三菱「三綱領」
第 2 章 メイド・イン・ジャパンの変容
1 世界自動車産業の世代交代
2 技術の日産,ルノー日産
3 自動車小売業の中小企業問題
4 むすび
コラム2-1 米国は製造の喜びを忘れ没落した
コラム2-2 トヨタとNUMMI事業
第 3 章 日本の新ものづくり立国
1 日本的ものづくりの再発見
2 重工業ルネサンス
3 新自由貿易秩序と新しいものづくり
4 むすび
コラム3-1 「詰め合わせ型」ものづくり解説
コラム3-2 トヨタのTNGA戦略
第2部 メイド・イン・コリア
第 4 章 自動車ものづくり第4世代,現代自動車
1 組織革新の偉人,鄭周永の経営方式
2 モジュール化生産への転換
3 現代自動車のインド現地化経営
4 むすび
コラム4-1 消え去った「400万台クラブ」神話
コラム4-2 現代自動車の海外進出戦略
第 5 章 メイド・イン・コリアの危機
1 アジア金融危機と韓国経済
2 現代自動車の日本市場進出・撤退の教訓
3 輸入車攻勢で揺れる市場独占
4 むすび
コラム5-1 私の財閥物語
コラム5-2 現代自動車の本当の実力
第 6 章 現代自動車の選択
1 現代自動車の手本は旧三菱重工業
2 重工業ものづくりの刷新
3 岐路に立つ現代自動車
4 むすび
コラム6-1 トヨタ自動車に学ぶ
コラム6-2 現代自動車の新しい50年
第3部 新しいものづくりへの挑戦
第 7 章 エコカー技術開発の光と影
1 軽四輪車の生態系
2 エコカー技術は消費嗜好を変えるか
3 「エコカー技術革新V字罠」仮説
4 むすび
コラム7-1 Nikola Tesla,EV車に蘇る
コラム7-2 日本のエコカー市場展望
第 8 章 自動車産業のカーボンニュートラル化
1 日本の自動車市場の動向
2 ハイブリッド電動化の現状
3 検証:「エコカー技術革新V字罠」仮説
4 むすび
コラム8-1 レシプロエンジンの有用性を問う
コラム8-2 半導体で走るApple CarとSony Car
エピローグ
となっています。
――本日更新した記事――