先日、畑から声が聞こえてきました。

 

「そろそろ、私たちの季節ですねぇ。今年も楽しみです。」

 

声は畑の隅に植えられた赤しそさんから聞こえてきました。

 

「うーん、個人的にはあまり・・・・ね。」と声をかけました。

 

赤しそさん「まあ、そういわないでください。相棒の梅さんもそろそろといっていると思いますよ。」

 

「ですよね。名前の通り・・・つゆ、と入力すれば、梅雨と出てきますからね。」

 

赤しそさん「あくまで、主役は梅さんですからね。こちらはわき役ということで・・・・。」

 

「そんなことはないですよ。どっらかといえば、しそさんの方が好きです。」

 

赤しそさん「無理しないでくださいね。やっぱり梅でしょ。」

 

「子供の時に、つけた梅を干しているときに、一緒にシソが干されていて、それを、少しつまんで食べると・・・・。何とも言えない歯ごたえと香りが・・。」

 

赤しそさん「ありがとうございます。今年も頑張ってきれいな色に。」

 

「あと、乾燥した赤しそさんも大好きですね。ご飯にかけて・・・。」

 

赤しそさん「聞いたことがあります。たしか・・ゆかり・・。」

 

「ゆかりは、登録商標なので勝手には使えませんが・・・。みんな好きです。」

 

ただ、生の赤しその葉が・・・ふりかけになるまでには・・・けっこう大変かも・・・・。