良妻レッスンを始めた私は、彼を誉めれるチャンスを日々伺っている。
昨日は、彼がお風呂の天井を掃除すると言い出したので、これはチャンスと
「高い所は掃除出来ないから助かる~」
「すっごくキレイになったね、ありがとう」
「こういうのあなたしか出来ないよねー」と誉めまくった。
彼は素っ気なくいいからいいから...と流していたが。
同じ日に
彼は急に部屋の蛍光灯を変え出した。
ここでも私はチャンスとばかりに友達とのLINEをー一旦ストップし、電灯を変える手伝いをしながら
「あなたは背が高いからこう言うのあっという間に出来ちゃうよね」
「わー明るくなった。ありがとう」
「私の為にありがとう」(本当に私の為に明るい蛍光灯を選んでくれた)
「電気勉強したの?すごく詳しいね」などなど誇張して感謝し称賛した。
(実際物が見やすくなって本当に感謝してます)
彼は「こんなの誰でも出来るよ」と流していたが、何だかまんざらでもない様子。
その日は水も運んでくれた。
うちは飲み水を外にある給水所からポリタンクに汲んできて沸かして飲んでいるのだが、
彼がいつもその重い水を運んでくれている。
エスカレーター無しの3階の部屋まで。
これもチャンスとばかりに
「こんな重いの私じゃ運べないな...」と誉め出したら
「あーもういい、もういい」と遮断されてしまった。
でも、顔は笑ってた。
だから
「おーい!最後まで言わせろー」と私も笑った。
誉めたり感謝したりすると白々しく聞こえたり、わざとっぽくて、抵抗があるが、言ってるうちに本当に心から感謝と尊敬の気持ちが湧いてくる。
彼を尊敬できる様になりたい!感謝できる様になりたい!という祈り心を持って一歩踏み出し、チャンスが来たらここぞとばかりに誉める!
そうすると不思議と「彼って、いい所たくさんあるよな~~」となり、
好きな気持ちがわいてくる。
昨日はちょっぴり恋する乙女の気持ちだった。