【他界した祖母からもらったメッセージ♡】
自由が丘CORオーナーネイリスト佐藤まゆみです。
とっても久しぶりの投稿になります
8月末に最愛の祖母が他界しました。
私は祖母との縁は深く、一緒に住んでいた時期もあり、孫の中でも一番可愛がってもらい、心配もされていたと思います。
祖母の死と向き合うために、全ての発信やSNSもやめようと決めて、ニュースも必要最低限活字で見出しを読む程度で、ひたすらシンプルな生活を約1ヶ月間過ごしていました。
本当は2週間程度で戻って来れるかなぁと思っていたけど、初めの2週間はひたすら寝っていました。
眠くて眠くて、自分の感情を受け止めるのに精一杯。
疲れ果てた心と身体がただ癒されるのを待つ日々…
覚悟もできていたし、悲しいわけでは無いけど、やっぱり寂しい…。
今もまだ思い出すと涙が止まらなくなる。
この間、私は誕生日を迎えました。
祖母は今の私くらいの歳にはもうおばあちゃんになっていた。
私は生まれてからずうっと彼女の愛情を当たり前のように受けとってきた。
彼女に否定されたり、過度に心配されたりした事は無い。
全てをありのままに受け入れて信頼してくれていた。
血が繋がってるから？孫だから？受け入れるのは当たり前？
そんなことは無い。
家族だからこそ、自分の理想や正義を押し付けてしまったり、過度に心配して今のまま安全地帯にいることを求めたり。
親子の場合は特にそれが起きやすい。
でも、祖母は私にだけではなく、自分の子供たち（叔父や母）に対しても、全てを受け入れてただ無償の愛を与え続けていた。
自分の全てをありのまま受け入れて愛することができるからこそ、人の全てをありのまま受け入れて愛することができる。
だから愛される。
と、言葉ではなく愛をもって教えてくれた。
祖母は祖父からとても愛されていた。
もちろん祖父を心から愛していたしそれが誇りだったと思う。
祖父が23年前に他界したとき、叔父たちが心配して、私にまた祖母と一緒に住むことをすすめたので、
私もお世話になってるし恩返しのつもりで
「また一緒に住んでもいい？」って聞いたら、
「えー、もう嫌だよ〜。」って、キッパリ断られた。笑
あれも彼女の愛情だったと思う。
祖母は、家族が拍子抜けするほど冷静だった。
祖父の死もまた、そのまま受け入れていたのだ。
もちろん、
「もしお爺ちゃんが生きていたら」とか、
「お爺ちゃんが生きていた時は」ってう言葉はよく聞いていたし、
できれば側にいて一緒に生きていたかったんだとは思う。
愛する人と別れて過ごした23年間は長かったと思う。
どんな気持ちで生きていたのか想像もできない。
祖母は97歳まで生きて、最後痛みと闘いながら命を全うする人生を選んだのは、私に理屈ではなく本当の愛とは何かに気づかせるためだったようにも思う。
だとしたら、遅くなってごめんなさい。
「おばあちゃん、本当にありがとう。もう大丈夫だよ。」と、耳元で伝えた翌日の朝、彼女は息を引き取った。
本当に可愛くてあたたかくて素敵な女性だった。
でも、好き嫌いはハッキリしている人だった！
興味のないものには、全く反応を示さない。笑
特に美意識は高く、美男美女が好き
LINE通話してると、いつも
「まゆみちゃん、いつも綺麗ね〜。」って言ってくれていた。
今のところ合格点をもらっていた
自分を偽ったり、大きく見せたり、他人の目を気にすることもないけど、相手に失礼のないよう敬意の気持ちは忘れない。
デイケアに行くときも、部屋着みたいな格好で来ちゃう人とか、平気で人を待たせちゃう人とかちょっと信じられないみたいで、
（だからといって嫌ったり、非難したりはもちろんしないけど）
自分はそういうのイヤだから、辛くても早起きして身支度して迎えの時間前にはちゃんとスタンバイしていた。
あんなに痛みに耐えてつらい顔をしていたのに、最期はとても穏やかで綺麗な顔をしていた。
最後看取ってくれた看護師さんは、90代でこんな綺麗な体をしている人見たことないと言っていた。
確かに、私も沢山の人の手を見てきたけど、最近家事などしてないとはいえ、90代にしてはとても綺麗な手をしていた。
約一世紀も生きた女性が強くないわけも無いが、
本当に強くてチャーミングな人だった。
最期は更に可愛らしさを増していた
もう長くないと言われて、今日か明日かという不安の中約1ヶ月半、コロナ禍ということもあり、思うように会えなかったりした事もあったけど、
向き合う時間が作れたことや、こんな時期だったからこそ、私も彼女からのメッセージをしっかり受け取れたような気がしている。
全ては偶然ではないと、つくづく思う。
東京都も緊急事態宣言がようやく解除されましたが、ただ元に戻ることは無いでしょう。
すでに色々な変化が起きています。
これから私たちは本当の意味で真価を問われるのだと思います。
さあ、人生は楽しみましょう🎶
祖母との思い出は、また改めてお話しできたらと思います
