2018年9月
直腸がんを腹腔鏡手術で摘出

同年10月~
リンパ節転移が見られたため
術後補助化学療法 (ゼロックス療法)4クールおこなう

2019年1月
化学療法終了後(術後3ヶ月)
造影剤CT検査で再発・転移なし
経過良好と診断される。

以後、3ヶ月ごとの検診の経過観察となる。

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ありがとうございます。


2019年7月22日(月)

リアルタイムの記事ではありませんが
突然のことで、落ち着かず
投稿が遅くなりました。


この日、その日の主だった仕事を終え
次の日の段取りなどを確認していた17時。

突然やってきた
我慢できない程の痛み!
みぞおち辺り。

顔には冷や汗、声を出すのもしんどいレベル。

とりあえず、常時持っている「ロキソニン」をやっとのことで飲む。

退社して、会社近くの病院に行くか?
近くには大きな病院がいくつもあるので
時間外急患で診てもらう?

そんなことを考えながら
会社の自分の仕事場(個室)で横になる。

痛い、痛い。
みぞおちの奥がズーンとする痛み。

最後に食事をしたのは4時間前。
食あたり?
とりあえずトイレに行ってみる。
吐き気はないし
指を喉の奥に入れてみるが吐けない。
下痢もない。

仕事場に戻って
藁をもすがる思いで奥さまに電話してみる。

出ない…。

まあ、出たからといって
何がどうなるわけではないけれど…。

しばらく横になる。

後輩がやってきた。
事情を察して上司に報告。
すぐに救急車がやってきた。

救急隊員に抱えられ救急車内に。
上司も同行してくれるらしい。
申し訳ない…。

救急隊員:「これまで大きな病気は?」

私:「昨年9月に大腸がんの手術を受けました」
     「今月頭に定期検査をしましたが経過は良好との事でした。」

など、いろんなやりとりがありました。

そんななか
血圧を測定すると190mmHg

痛みで高くなってるのか
血圧が高いせいでかなり息苦しい。
それより何よりみぞおち辺りの激痛を何とかして欲しい。

そして18時前、近くの病院に搬送されました。

その病院でも病歴を聞かれ同じように答える。
これが人が代わる度に何度も同じ質問をされ
だんだんうんざりしてくる。
痛み止めが欲しいがなかなか処置してくれない。

周りを見渡すと
看護師と医師らしき人5~6人で何やら相談中?
みんな若い!
見た目、20~30代前半って感じ、
しかも全員女性!
えっ、ひょっとして研修医なの?

すごく長い時間に感じられたが
やっと点滴を入れてくれた。

血圧250mmHg

今まで経験したことのない数値だ。

点滴は痛み止め降圧剤を入れてくれているらしい。

痛みが治まらぬままCT検査

今月頭に受けたばっかりなのになぁ。
また被曝しちゃうよぉと
どうでも良いことが頭をよぎる。

検査後しばらく
救急処置室で点滴を入れたまま待機。

その間に検尿をベッドで横になったまま採ることに。
出ません。尿意はありますがこういう状況では
出るものも出ません。

結局、カーテンを閉めてもらい待つこと10分。
やっとの思いで尿瓶に放尿。
一人にしてくれたとは言え
カーテンの向こうでは看護師さんとドクターの声が聞こえ
なんだか屈辱感でいっぱいです。

恥ずかしい思いに耐えてる間に
だんだんとみぞおちの痛みは引いていった。

でもそれと入れ替わるように
今度はズキンズキンとした拍動性の頭痛。

19:30頃
やっと血圧が150mmHgまで下がり
処置室を出た。

救急患者用の待機室のようで
看護師の詰所がすぐそばにあるようだ。
外にも救急の患者さんは2人ベッドに寝ているようす。

同行してくれた上司が待合室にいるらしいので
看護師さんに容態が安定したと言って帰ってもらうよう伝えた。

奥さまに連絡を取る。

自宅とここ(職場近くの病院)は
40km以上離れているため1時間以上かかって
やってきてくれた。

ドクターからの話
血液検査、CT検査、尿検査、心電図も
異常ありません

原因は不明ですが
今も血圧が140mmHgと高いので
降圧剤を出します。

明日以降、どこかで胃の内視鏡検査と
頭の精密検査をした方が良いでしょう。
今日ここでは
救急なのでこれ以上の検査はできません。

明日外来に来られてもよいですが
診察は飛び込みだと
かなり待ってもらうことになると思います。
各検査は診察時に予約を入れてもらって
また後日におこなうことになるでしょう。

原因がはっきりせず
胃潰瘍の可能性もあるので
「ロキソニン」等の痛み止めも出しません。

と、鬼のような冷たい言葉を浴びせられ
奥さまと帰宅することに。

救急って、そんなもんですか?

帰りの車の中から、かかりつけのお医者さん(個人開業医)に電話。

21時過ぎの時間外にも関わらず
電話応対してくれる。
事情を話して
明日、胃カメラ検査
することが決まる。

地元では割と流行ってるお医者さんですが
急なお願いにも対応してくれて感謝。

帰宅しても
明日の検査に備えて絶食。
まあ、食欲ありませんけど。

ガンガンとした激しい頭痛
結局この日、痛みのため
朝までほとんど眠れませんでした。

そんなふうにして
貴重な救急車体験をした
一日も終わりました。

続きはまた次回。