最近フッと思うこと



宝塚を何10年も観劇しているお客さんが観劇し続けてる理由の中には

ファン側と劇団側のやり取り(?)が見える

のも1つなのでは、、、なんて



上手く説明できる自信ゼロだが、、、



私が宝塚ファンを数年続けている中で

劇団が推していくぞ!と上げていく生徒さんはやはりそれなりに人気が出る確率が高い事

(劇団にもそれを見抜く力がある)

➡️ 元々作られた人気

でも、それだけでなく

舞台上で沢山のお客の目を惹く存在であったり

実力がグングンと身に付いたり

話題性をしっかり掴んだ生徒には

チャンスを与えていると言うこと

➡️ 積み上げた人気



この2点があるからこそ、そして

この2点がある程度きちんと噛み合っている

ので安心して宝塚ファンでいられるのではないか、と思う



例えば大阪万博でしたっけ?

その為に上げられているメンバー(100-102期生?)

それぞれ納得メンバーな訳です



ここで え?! 意味が分からない、、

とお客が感じれば劇団の上げ上げも冷めた感じで盛り上がらなくなる事間違いなし



どれだけ大人数のファンの心を掴める人事をするか、、まぁイコール どれだけ稼いでくれるスターさんを作るか

なのですよね きっと



劇団も必死な訳です、そりゃビジネスですもん



以下、私の発言は決して自身に対しての

うぬぼれた自信、観る目があるわーワタシ❗

とそんなつもりはないと言うことをまず、笑



過去の宝塚作品をちょくちょくスカステで観るようになったのですが

やはり昔からトップはトップとしての魅力を持っている方々ばかり

1番眩しいスポットライトを沢山浴びて真ん中に立っていれば、そりゃ1番目立ち人気も出るだろう、、、と言われればそうなのだけど、、、

実際に何年もトップの座にいてもそこまで人気が付かないトップさんはいるわけで、、、そしてその理由も、、、皆さん薄々理解している訳で、、、



なので やはり人気のあるタカラジェンヌさんはそれなりの理由がきちんとあり 当たり前だけど

majority(大半)の意見は聞いておくべきなのかな、、、

なんて思うのでご贔屓さんに対しては特に

良い評価だけでなく、批判的な事も目に入れておきたいと思う



そうすると、あらまぁーーー

良い評価も似たり寄ったりなのだが

批判も似たり寄ったりなので

なるほどね 気に入らないファンは

贔屓のここがダメなのか、納得!

私はね、、、



こんなまだぺーぺーファンの私でも

新人公演を観た際、

この子は上がってくる気がする

とても良いものを持っている気がする

等々、感じた事は実際に劇団の評価と

同じだったりする



例えば誰??と言われたとして思い付くのは最近だと

花組の美羽愛ちゃんとだいや君

このお二人は2018年辺りから舞台上で印象が残ったかな

そして今活躍しだしている



それがまた面白い

こんな私が思うのだから、長年のファンは

センサーがとんでもなく働くのだろうな、、

しかし、それでも見続ける、そして人事の話に花を咲かせるのはお客さんの評価に耳を向ける劇団だからこそ、そしてたまに繰り広げられる人事の変化球が飽きさせないなども関係するのだろうか、、、



そこでね、私が考える、私の勝手な劇団の評価

ご贔屓さんのターニングポイント

書きたいと思います☆



まず個人的に思うのは

元々持っている素質は下級生の頃から光っていたのではないかと

瀬名さんが言っていたように目を惹く存在であり、昔の作品を観ていると センターの後ろの方でチラチラと写り混む、そんな劇団の評価が見えた気がしました



しかし、やはりたまきち君の存在はなかなかのモノでたちまち追い抜かれてしまうわけです

これでもし、たまきち君の背が低く、ダンス又は歌が上達しなかった、などの点があればそう楽々と追い抜かれなかったかもしれませんが、、

たまきち君、下級生の時のできばえは上出来?の評価そしてあのガタイですよ

ただトップになってからは色々と、、、うむ、、、



月組はだんご三兄弟、四兄弟で売り出す傾向がありますよね

こう、、まとめてグループ売り的な、、、

その中で引き抜かれたのは鳳月杏

だったわけです



月雲の皇子で存在感とお芝居のセンスを見せつけたのも大きかったと思いますが

この組み替え、ターニングポイントですよね



押し出しが強すぎず

意味使い勝手が良い舞台人であること

実力に大きな穴がないこと

トップさんの売り出しカラー(芝居)の支えとして移動したことは間違いないと思います



そしてそこから、バウ主演

別箱では2番目ポジを務め

この人がいれば舞台が安定する信頼を積む



もう1つのターニングポイントは

トップさんと同役を演じたあかねさす紫の花

だと思います

役変わり公演はここまで何度か経験していたけども、トップさんと同じ役を演じる

それは劇団だけでなくお客さんの評価がなくては

ただただ批判の渦になるだけ

別箱に2番手、3番がいる中での4番ポジでしたし尚更です、しかし

当時発表された時は観たかった!と納得の声

そして実際にAパターン(オオアマ:明日海)の評価が高かった事も記憶にあります



その次のターニングポイントは

CASANOVAの夫人でしょうね

男役の女役は娘役には難しい押し出し、色気、などをバンバン出せるので目立つ傾向はあると思いますが

何と言ってもとても自然に魅力溢れる女性だったこと

そしてお芝居人の評価に加え初めてしっかりと歌唱力を評価されたのもこのお役でした

最近ビックリしたのがこの夫人役でファンになったお客さんも結構いるという事実

男役さんの男役姿に落ちるのではなく女役姿に落ちるのもなかなかレアな気がしていたのですが

そうでもないのですね



カサノバはトップ娘役さんの退団公演でもありましたのでサヨナラショー付きでした

そこでBeautiful Gardenで好評だった銀橋のナンバーを組み替えメンバーとして貰っていたのにも嬉しかった思い出ですが

その瞬間の盛り上がりもかなりでした



ターニングポイントと呼べるのか分からないけども、、、そこから月組へかぐや姫リターン



当時は衝撃が走り私の脳ミソでは理解不可能過ぎて半分パニック状態でしたが、、、

今の花組体制を観ている限りだと

まだまだ宝塚にいるべき人材

劇団の判断のみならず、お客さんの評価もそうなのだろう、、、

と今やっと心がここまでたどり着いたのです



思い出すのは横浜での恋するアリーナ

ここで組み替えになったにも関わらず

ゲスト出演

平日のチケットが残りやすい日の出演であり

トップさんのお誕生日前日でした



どうせならお誕生日に一緒にお祝いさせてあげれば良いのに、、しかも平日だし、、、

とブツブツ不満の私にお友達➡️

そこでゲストにしたのもスターさんの証拠!

売れると判断されたのよ!



あの時 登場した瞬間のアリーナのざわめきや周りの叫びは鳥肌が立つ位凄くて、、、今でも忘れられません



そして、これからは

トップさんの支えだけでなく

若いスターさんの教育

そして自身がスターとして輝く場

それらを劇団から授かったのだと



劇団はきちんと評価をしたと言うことです

これもお客さんの評価があったからこそ

どちらの意見も一致したからこその人事だと私は勝手に思っています



この方はコツコツと積み上げてきた人気と劇団の信頼をしっかり掴んだタイプのスターさん



なので結局たどり着く所は、、、

私は周りが何を言おうと

私の中ではナンバー1

のご贔屓さんを応援していきたいです☆