最近のゲームセンターはどちらかというとアミューズメント施設という位置づけで、内容的にもプライズゲーム、カードゲーム、メダルゲームがメインになっていますよね。
家族連れやカップルをターゲットにしてとても明るい雰囲気です。
それはそれで楽しいんだけど、やっぱりオイラにとってはゲームセンターといえば薄暗い店内にビデオゲームが所狭しと並んでいるようなちょっと怪しい雰囲気が理想なのです。
まあ最近ではそのビデオゲーム自体があまりリリースされなくなっちゃっているので仕方ないのですが…
さて、そんな愛すべきビデオゲームを存分に楽しめるゲーセンの代表格がココ。
秋葉原の トライアミューズメントタワー です('-^*)/
実を言うと、つい最近までこのお店の事を知りませんでした。
読者登録させていただいているおばを さんのブログを拝見してこのゲーセンの存在を知ったわけです。
にわかレトロゲームファンですな(゚ー゚;
エレベーターで7Fのレトロゲームフロアに潜入すると、薄暗い店内にビデオゲームが所狭しと並んでいます。
おおっ、これぞゲーセンの本来あるべき姿ではないか!ヘ(゚∀゚*)ノ
懐かしのゲームをいくつかプレイして周りましたが、中でも特に当時の思い入れも強くて胸熱だったゲームをご紹介。
まずはこちら。
アイスクライマー
ファミコンでも大好きなゲームですが、昔ゲーセンでもよくやりました。
ファミコン版と違って氷で床を補修しちゃうのはアザラシ(トッピー)じゃなかったりします。
こやつはサスカッチ?
ステージ選択場面もAC版ならでは。
登頂に成功するとポポが、失敗すると敵キャラのマークがつきます。
当然だけど、これもファミコン版にはありませんね。
直立不動のポポがカワユスw
更にもう一つ胸熱のゲーム。
マリオブラザーズ
小学生の頃、近所のおもちゃ屋さんの裏に置いてあったのでよく遊んだものです。
ステージスタート時には敵キャラクターの説明。
このデモはファミコン版では残念ながらカットされちゃっています。
ちなみにマリオブラザーズの敵カメはノコノコではなくてシェルクリーパーですのであしからず(^∇^)
しかしファミコン版と比べて難易度が高いなぁ。
フリーザーが出てくるところまでいけませんでしたよ(;^_^A
ファミコン版のマリオブラザーズは大好きだったんだけど、実はAC版と違う部分が結構あって子供ながらに納得していなかったりするんです。
ファイヤーボールが小さい、敵のドット絵が微妙に違う、シェルクリーパーの起き上がりアニメ(甲羅を自分で蹴っ飛ばす)がない、等など。
それだけに、今回久しぶりに懐かしのAC版をプレイできて嬉しかったですね。
そして最後はやはりネームエントリー。
TAKと入力してゲーム終了。
1位を取れて大満足(誰もやってない)
ビデオゲーム全盛期の頃は、最新のゲームといえばゲームセンターに出向いてプレイするものでした。
ファミコンなどの家庭用ゲーム機への移植を待つのもひとつの方法でしたが、当時はアーケードゲーム機の方が圧倒的にスペックが高くて家庭用ゲーム機への完全移植などは夢のまた夢でした。
前述で子供の頃に感じていたファミコン版マリオブラザーズへの不満点に触れましたが、AC版とファミコン版の差は大きかったのです。
つまりゲームセンターで稼動しているゲームはゲーム少年にとっては至高の憧れの存在だったわけです。
ドリームキャストやPS2の発売の頃からは家庭用ゲーム機がアーケードゲーム機をスペック的にも凌駕してきてしまったので完全移植は当たり前、もはや今ではゲームの最先端を行くのは家庭用ゲーム機になってしまいました。
そうなるとわざわざゲームセンターにビデオゲームをプレイしに行く意味も薄れてしまいましたし、ゲームセンターのアミューズメント施設化、大型筐体偏重の風潮と相まって、いわゆるビデオゲームは徐々にリリースされなくなり80~90年代の頃のような輝きがなくなってしまいました。
これは時代の流れですからしょうがないのですが、少年時代、青春時代をゲームセンターの喧騒の中で過ごしたゲーム少年にとってはちょっと寂しかったりするのです。
懐古厨と言われてしまいそうですがこのトライアミューズメントタワーのレトロゲームフロアを訪れると、当時の想い出が蘇り、胸にこみ上げてくるものがあります。
最先端のゲームもいいのですが、たまには過去の名作に触れてゲームに夢中だった少年時代に思いを馳せるのもいいものですね。