go to age of dead end | 青い病気の記録@アメブロ出張所

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平成最後の年末、今年を振り返ろう!


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アイテムネタで以前取り上げたんですが、もっときちんと振り返ってみようと思います。
今年いちばん違和感を感じたのが清水寺の漢字の「災」。
被災された地方にとってはその日から続く地獄なんでしょうが、関係ない地域にとっては映像見て「あー、明日は我が身だねー」と他人事にしてしまうところがあります。
その地獄も平成前半のような備えがあったら引っ張ることはなかっただろうし、平成後半が備えを怠けてきたツケが回ってきている話に行き着くんですよね。
いま、日経が下落してあたふたしてますが、近い将来にリーマンショックと同じくらいの経済破綻が来ると間違いなく思うのであたふたしているようじゃダメだと思うんですよ。

20181227
いい天気ではあるんですが、寒さがこたえる。
厚着してもヒートテック着ても身体の芯が冷えてるんですわ。

閑話休題。

災害を他人事にしちゃうこの傾向、他の分野でも起きていて、もう流行としての「一億総なんちゃら」という括りは死んでしまったと言って間違いないと思います。
簡単に形容できる時代のアイコンというのが成立できない時代に突入したんですよね。
もしかして元号=天皇というアイコンも次の時代に残らないんじゃないかすら思うんですが、それだけ日本人の頭の中が多様化してきて、それを許すために苦しみ続けるデッドエンド世界に入るんじゃないかと。

いまんとこかろうじてスマホ端末が精神的なハブの役割を果たしているので昭和の精神そのものだったテレビが死んでも日本人の特性が維持できているわけですが、教育が退廃してるのを見てると果たしてこれでいいのだろうか。
正直未来のことを考えると地獄しか思いつかない今、無理にポジティブ祭りをしなくてもいいから、災いがあっても確実に明日が続けることのできるタフな人間に育てたほうがいいのではないかと、思うわけです。

幸い、昭和一桁世代に巨匠が集まっていて、その人に「どうしてあなたはタフなんですか」と質問できる時間は残されているので、今のうちに秘訣を聞いておきたいなと。
この世代はタフなだけでなく、俯瞰で物事を考えられる、今やスタンダードになった狭窄なオタク脳とは対極な頭脳の持ち主が多いんですね。
子供時代に帝国という世界に裏切られたから常識がおかしくなってもおかしい!と堂々としていてしかもユーモアこめて自分の意見で考えられる。
フラワージェネレーションというダルい宗教にハマった団塊から世界を奪い取るためには、そういう彼らの空虚な頭と同じ漠然ととした作られた幼稚な資本主義の価値観を作り直さないいけない、さもないと下の世代にロスジェネの生き地獄を再体験させてしまう、これには陥りたくない。
果たして間に合うのか、また酷い目にあう世代を再生産するのか、正直わたしにはわからないです。

多分次の時代は、日本の枠を超えたカオスな環境にみんな晒されていくと思います。
そして、これはどうやら確定な気がするんですが、今ある以上のコミュニティの変化を人間個人自身が許さない、今不幸な人間には本当に不幸な時代に向かっているんじゃないかと思います。
逃げ場はもうすでになくなっているんです。
つまらない時代になるんですよ、きっと、例えるならば童話のエンディング以降の「しあわせになりましたとさ」の日常。
問題は"しあわせになりましたとさ"の裏で辛い思いをしている人が間違いなくでることで、そのひとの物語に救いはあるのかないのか。

個人的には既に生きるヒントは貰っていて過去ログみればそれがなにかわかると思うのですが、不幸になってほしい層には見えないようにしたいので今日のとこは黙っときます。
てなわけで、続く。