夏目漱石の本読んだことある？
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先日夢十夜を青空文庫で読みました。
個人的には短編派、我輩は猫である、とかあの路線が好き。
こころは…なんか切ない話だけど、若い時には理解しづらいのもしゃーないですね。
20180221
あーあー、長崎は今日ーもーはーれだーったー(未確認)
いわゆるいつもの冬空の晴天日和です。
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自分の中で理解できない作家シリーズの一人に奥浩哉がいます。
実は若い時に彼氏に勧められて「HEN」を読んだのですが、絵のうまさは認めるが何処がいいのか全然わからなくて。
おっぱいの尊さは辛うじてわかるんですよ、でもお話として成り立ってない感が強すぎて、深夜何度も読み返したが時間の無駄状態で。
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で、後年「GANTZ」を纏め読みしたら、その時もなんつーかこいつの物語センスって男のオナニーそのものじゃね？な冷たい感想しか抱けなかった記憶があります。
セカイ系の強さとおっぱいの尊さはわかるんだけど、よく最後まで人気維持できたよなあ、な不可解さ。
…いや面白いんだけど、面白いだけじゃん、牛肉のスパイスの粉食っているような空虚さが相性悪かったわけです。
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そして「いぬやしき」。
作者が老いてきたのか、おっぱいの尊さを封印したせいなのか、割と面白く読めた、アニメはもっと良かった、な感想。
個人的には獅子神ターンのあちらこちらに唐突さはあるけどGANTZの弱点を逆手に取ってるのか、犬屋敷ターンをベタな老いたヒーロー譚に持っていったのがいい感じだなあと。
ラストが乾いているのはこの人の場合いつものことなんですが、あまりウェットに仕上げるといよいよベタな話になる気もしないので、まあいいや。
ちょっと内容の割に巻数多い気もするんですが、これは時代なのかな。
てか最終巻読んだとき、くそー、こいつの話で泣かされるとは…と悔しい気分になりました。
おそ松さんのイヤミ回とか最近涙腺緩くなってる補正はあるんですが、まさか奥浩哉で感動するとは思いませんでした。
さらに言うと彼の作風にあわせたアニメもなかなか良かったです。
犬屋敷さんサイコー、色んな意味でサイコー。
ちょっと大真面目に犬屋敷さんメンタルを目指して生きていこうと思いましたね。
たまに2ちゃんねらー的陰湿な奴らを潰したい獅子神メンタルになる時もありますが、性善説を信じて頑張ります。
てなわけで、続く。