うちへの帰り道の途中に神社がある。
土砂降りのなか神社の前を通ったら、兄が背中をこちらに向けしゃがんでいた。
驚かそうとゆっくり近付いたら声が聞こえた。
「おい」
「………」
「うちの子になるか?」
「ニャー」

毛むくじゃらな家族が増えた。