高校生の頃、自分は
「かわいいのにオタクな学園のアイドル」
と思っていた
まず、髪型はツーサイドアップやツインテール。
さらには制服に縞ニーソをはいたり、ウサミミのついたパーカーを着ていた。
自分の下駄箱は扉を外し、鉄板に手紙を投函できる穴を開けたものに取り替え、
「☆雲雀喪子の下駄箱☆
ラブレターやファンレターはここに入れて欲しいなぁ(はぁと」
と書いていた。
そして文化祭ではハレ晴レユカイを腐女子仲間と一緒に踊り、
踊りのあとにはアイドル気取りで


「みなさ~ん!今日はわたしのために見に来てくれてありがとうございます><
(中略)
ファンレターやラブレターは下駄箱に入れてね。
プレゼントは楽屋(教室)に持ってきてください
(中略)
みんなのアイドル雲雀喪子でした☆」


とみくる声でMCをした
これでもうみんなわたしにメロメロね、と思い下駄箱を見た。
するとそこにはゴミとたくさんの悪口の書かれた手紙と
教室でうたた寝する不細工な女の寝顔写真が入っていた
よくみるとそれはわたしの写真だった…
けど今さらアイドル設定をやめられないので、放送室に乗り込み、引退宣言をした。
新聞部の友達に引退コンサートのチラシをつくってもらい、放課後の教室で引退コンサートをした
けいおんのOPとふわふわ時間をギター抱えながら歌った
引退コンサートは結構たくさん人が集まって、かなり盛り上がった
煽りなのはわかってたけど最高に楽しい思い出でした。
ちなみに雲雀喪子は、当時好きだったキャラの名字に自分の本名です。