1年半位付き合っている彼が×1だと話した。
今まで一度も「ダメ」とか「やめろ」と言った事が無い父だったから
いつものように
「お前の好きなようにやれ」
と言ってくれると思ってた。実際は
「考え直せないのか?」
でした。。。 この後は、話題を変えてゆったりと飲んでいたと思う。
一緒に実家へ帰り、年越しの晩。
紅白が始まる頃には二人してすっかり酔っぱらいになってた。(母は呑めないので)
それから父が
ぽつり、ポツリ と話し出した。
「お前は、俺が年いってから(37歳の時)の娘で嬉しかった。
可愛かったしな(w
贅沢はさせられなかったけど大切に育てたつもりだし・・・
学生の頃のタバコや酒も許した。
化粧や耳に穴を(ピアス)開けた時だって・・・
親に迷惑がかからない範囲、
お前自身で決めたルールを信じてたからな・・・
でも、
結婚は違う。
俺はそぅ思う・・・
古い人間の考えかもしれないけど、
賛成できない・・・」と。。。
私が帰る日の朝、駅まで送ってもらう車の中で父が、
「言いたい事言ったらすっきりした。『お前の好きなようにやれ』」
と言ってくれた。
私は「うん」と、うなずく事しか出来なかった。
帰りの高速バスの中で毛布をかぶり、声を殺して泣いた。