ウェイターがスープをテーブルに運んできた。スープに突っ込んでいる親指が客の目にとまる。

「おいおい。スープに親指が入ってるぞ!どういうつもりだ?」

「親指の調子が悪くて……。医者に言わせると、湿ったとこで温かくしとかなきゃだめらしいんです」

「じゃあ自分のケツにでも突っ込んでろ!」


「ええ、スープが出来上がるまで、そうしてました」