旅行2日目・・・もうすぐ廃止のトロリーバスに乗って黒部ダムへ | <花鳥風月&RCヘリ> ~ コプターん家の小さな出来事

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四季折々身近な花鳥風月の話題と、30年以上続けている趣味のRCヘリの話題等を書き留めています。

 関東地方、40℃越え予報連発で朝から猛烈な暑さです。

 

 

 

 さて、今回の旅行の2日目最後の観光は、

 

 

 室堂から今年の11月30日で廃止になる「立山トンネル・トロリーバス」に乗って黒部ダムを目指します。

 

 

 

 このトロリーバス、

 

 

 長いトンネルを走るにはエンジンが動力のバスでは排気ガスが問題になるので電車が必須。

 

 しかし、電車だと線路や架線等の設備の維持が大変ですし、立山トンネルも真っすぐではないので電車もNGだったと思われます。

 

 そうなると今のようにバッテリーで走れるバスが無かった時代なので、架線から電気をもらってモーターで駆動する「バス」が採用されたのでしょうね。

 

 このトロリーバス、普通の電車のようなパンタグラフではなく、長い棒で受電するようになっていましたよ。

 

 

 

 その接合部は独特で、

 

 

 架線はカーテンレールのように溝になっていて、そこにカーテンレールの「ランナー」のような受電部分が入って移動しても外れないようになっていました。

 

 こうした構造から、線路は無くても「電車」に分類されているのだとか。

 

 トロリーバス廃止後は「電気バス」での運行になるそうです。

 

 

 

 10分程で大観峰に到着。

 

 ここから、

 

 

 黒部平までは「立山ロープウェイ」に乗ります。

 

 途中、支柱が一本も無いロープウェイでした。

 

 向こうに見えるのが「黒部湖」。

 

 最終目的地が見えて来ましたよ。

 

 

 

 ロープウェイを下りると、

 

 

 最後の乗り物「黒部ケーブルカー」で黒部湖まで下って行きます。

 

 こちらは開通昭和44年当時のレトロな車体。

 

 最大斜度30度のトンネルを5分程で下りますが、立山ケーブルカーと違って途中ですれ違うポイントがありましたよ。

 

 

 

 ケーブルカーを下りると、

 

 

 最終目的地の「黒部ダム」が目の前。

 

 

 

 ダムの上から放水を見ると、

 

 

 やっぱり迫力が違います。

 

 テレビ中継等ではこちらからのアングルはなかなか無いので、貴重な「現地体験」です。

 

 

 

 そして真上からも、

 

 

 スマホを落とさないように手摺から手を伸ばしてパチリ。

 

 

 

 大量の水を放水しているように見えますが、

 

 

 その先の川の水量は普通なので、あくまでも観光用に「派手に見せる」演出なんですね。

 

 

 

 いつものアングルの放水は、

 

 

 こちら側から撮影されているんですね。

 

 こちらにはもっと上の「展望台」と放水を間近に見られる「レインボーテラス」があります。

 

 右下の「レインボーテラス」から見ると迫力があるようですが、結構な階段を上り下りしなければならず、集合時間に遅れそうなのでやめておきましたよ。

 

 

 

 最後に、

 

 

 黒部トンネルの「破砕帯」から噴き出す水を使った「ハサイダー」のハサイダーフロートをいただいて全行程終了。

 

 炭酸がガツンと効いたサイダーでした。

 

 

 

 お土産に、

 

 

 工事用シャベルの形をしたスプーンを買いました。

 

 これでアイスクリームを「掘って」いただきますよ。(^^♪

 

 

 

 ここから「電気バス」に乗って長野県側の扇沢駅へ。

 

 この日だけで色々な乗り物に乗りましたが、外国人も含め夏休みなので平日でも人が多くて時間通りに移動するのは大変でした。

 

 それでも添乗員さん曰く「今日は全然空いている方で、時間通りに移動できた」との事。

 

 ずっと行きたいと思っていた黒部ダムですが、立山黒部アルペンルート~黒部ダム観光は自分で手配するよりツアーに参加して正解でしたよ。(*^▽^*)