エージェントさんに送られてワシントン・ダレス空港へ。
旅慣れている訳ではありませんが、「後は何とかなりますから~」と、入口でエージェント
さんとお別れです。
一応、チェックイン・カウンターの場所や、ターミナルまでは地下鉄で行く事などを教えて
もらい、ターミナルへ・・・。
こちらがユナイテッド航空のカウンター。
こちらでも自動チェックインですので、パスポートのICタグを読ませてチェックイン。
何度もやったので、さすがに慣れました。
初期画面を良~く見ると「日本語表示」に切り替えられますヨ!
リノでは英語のままチェックインしたので、ここでも見栄を張って英語のままチェックイン。(笑)
荷物を預けるのも、リノで一度余計にクレームタグを発行してしまったのですが、学習効果
でスムーズにできました。
荷物を預けて、ターミナル「C」へ向かいます。
まずは「ALL GATES・・・」と書かれた方向へ・・・
ものすごく広い空港なので、人がまばらに見えます。(実はたくさん人がいますよ)
「ホールドアップ!」のセキュリティチェックを抜けて、ターミナル「C」へ行くには
地下鉄に乗って行かなければなりません。
この辺も日本とはスケールが違います。
さすがにデカイ空港だな~・・・と、ブログ用の写真を撮っていると、後ろで・・・
カミさん:「?・・・With Me?」
空港係員のオバサン:「Ye~s!」
私:「???????????」
何だろうと思っていたら、カミさんいわく、空港係員らしきオバサンに、「あなた、ターミナルCに
行くの?」と聞かれて「Yes」と答えたら、「じゃあ、この人もターミナルCに連れてってね!」と、
半強制的に頼まれたそうです。
この人とは、かろうじて写真に写っていましたが・・・
こちらの半分写っているご婦人。
何だか事情が良く分かりませんが、頼んで行った空港係員も去ってしまったので仕方なく
「OK、 Follow us・・・」と地下鉄に乗り込みました。
どうやら行き先が分からなくて係員に訊いたようですが、たまたま近くに居た我々に丸投げ
されてしまったようです。(笑)
私達と同様に慣れてなさそうで、迷子寸前です。
とりあえずお決まりのフレーズ、「Where do you come from?」と聞くと、ご婦人、
「トピア」と答えます。
・・・???「トピアってどこ?」とカミさんと「?」を連発。
もう一度聞いても「トピア」と言います。
良く見ると、手にパスポートを持っていて、そこには「Federal Democratic Republic
of Ethiopia」と書いてありました。
「エチオピアの人らしいけど、エチオピアの発音って『トピア』って言うのかな~???」と
カミさんと話していると、このご婦人、不安そうにしています。
「サンフランシスコに行く」と言う事でしたが、チケットを見せてもらうと、ユナイテッドの
○○便と言う事は分かりましたが、肝心のゲート番号が書いてありません!?
まあ、ターミナルCの電光掲示板を見ればいいか・・・と、とりあえず地下鉄の終点、
ターミナルCで下車。
一番近い電光掲示板で確認すると・・・
・・・と?・・・あれ?・・・無い・・・(汗)
いくら探しても、このご婦人の搭乗便が出ていません!
さすがに焦りました~。
このままではどうしようもないので、周りを見渡すと「Information」を発見。
先程のオバサンよりは人が善さそうなオジサンが座っています。
チケットとご婦人を指差しながら「This is her’s ticket.What Gate-No?」と
言ってみるとどうやら通じたようで、電光掲示板の所まで行って見てくれます。
オジサン:・・・???・・・!?・・・「This flight afternoon・・・」とか言っています。
私:「?!・・・Too early?」と聞くと
オジサン:「Yes!」
私達はお昼の飛行機で2時間前にチェックインしたので、まだ10時ちょっと。
良~くみると、ご婦人の飛行機は16時50分発らしく、まだゲートNoが確定していない
ので、掲示されていないというオチが付いていました・・・。
要するに来るのが早過ぎなのね~。
でも、パスポートを持っているし国際線ターミナルなんだからトランジットなんでしょうね。
それにしても6時間以上待たされるとはお気の毒です。
このままご婦人に付き合っている訳にも行かないと思っていたら、オジサンがご婦人を
引き受けてくれたので、ここでエチオピアのご婦人ともお別れ。
バタバタの出来ごとで、ゆっくりお話もしませんでしたが、ちょっとした国際親善でした!?(笑)
後で良く調べると、「トピア」とはエチオピアの公用語である「アムハラ語」で「エチオピア」
という意味でした!
という事は、アメリカで「Where do you come from?」と聞かれて「Japan」ではなく
「ニッポン!」と答えているようなものだったのですね。(笑)
世界は広いですネ~・・・。