【D.C・No.19】航空宇宙博物館・新館-6(変わり種) | <花鳥風月&RCヘリ> ~ コプターん家の小さな出来事

<花鳥風月&RCヘリ> ~ コプターん家の小さな出来事

四季折々身近な花鳥風月の話題と、30年以上続けている趣味のRCヘリの話題等を書き留めています。

 どれもじっくり見たいところですが、時間も限られています。


 サラッと見ようとしていたら、こんなのが・・・


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 たった2機だけ試作された、ロッキードX-35B。


 ステルス性能の試験をしたようですね。






 そして、垂直離着陸にも挑戦していたようです。


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 メインエンジンが別展示されていました。


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 排気ノズルが下を向くようになっています。


 そして、前側のユニットにもシャフトで動力を伝える構造になっています。


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 何だか複雑な構造で重そうです。


 あまり実用的では無さそうですが、その通り試験機だけで終わったようです。







 そして、珍しい「ロケット飛行機」。


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 ナチスドイツ、メッサーシュミット、Me163B-1a「コメット」。





 これまで「ジェット機」だと思っていましたが・・・


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 「ロケット・モーター」と書いてあります。


 そうです、これ、「ロケット飛行機」なんですね!?


 そして、そのモーターって・・・


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 こんなに小さくて、ハッキリ言って「貧弱」。


 それでも最高速度960km、最高高度15,500mと、ジェット機並みの性能です。


 しか~し!


 航続時間が何と「8分!」。


 これでは戦闘になりません。


 改良して最大でも15分だったようです。


 日本でもドイツから技術提供を受けて、J8M「秋水」として1機作ったそうですが、
試験飛行で不時着・大破となったようです。






 そして、ロケットエンジンと言えば、こんなのも・・・


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 「Loon Missile」となっていますが、どう見てもナチスドイツの「V-1」です。


 その通り、不時着したV-1をコピーして作ったもののようですね。