今回のリノ・エアレース公式HPでも大きく宣伝していましたので・・・。
ちょっと期待させます。
説明によると、推力22kgのジェットエンジンを4発積んで時速150マイル(約240km)で
大空を自由に駆け回る!・・・そうです。
このジェットエンジン、写真で見る限り、ラジコンでも使われているものと同じようです。
最近は安くなったので、エンジン1発50万☓4発=200万?
三角の翼はカーボン製でしょうね。
会場のアナウンサーが、ジェットマンと無線交信を始めます。
「やあ!今日の調子はどうだい?」みたいなやりとりが会場に流れます・・・。
・・・英語は良く分かりませんので、これもあくまで推測ですが・・・。(笑)
そして、右手から現れました!
AS350エキュレイユ。
どちらかと言うと、私はヘリの飛びが気になります。(笑)
ズームで見てみると、こちら側の窓に「BREITLING」と書いた▲が張り付いています・・・。
機体に描いた広告に見えますが、ヘリのスキッドに足が乗っかっているのが見えます。
・・・そうです、これが「ジェットマン!」・・・。
「超低空」を矢のように飛んで来て、メインスタンド前を急上昇!・・・というような登場場面
を勝手に想像していた輩は思いっきりトーンダウン。
ヘリがゆっくりメインスタンド前を通り過ぎた時も、ジェットマンの姿を肉眼で確認する事が
難しい位の小ささでした。
だいたい、ヘリに向いてしがみついているのでこちらに手を振るとかの動きが出来ません。
英語を理解できる方にはアナウンサーとの交信の様子が会場に流れているので、その
やりとりが面白いのかも知れませんが、私にはさっぱり分かりません。
そのうちにヘリが上空へ・・・。
見えるヘリの大きさからして高度500m位でしょうか、ヘリから黒い点が離れました。
300mmズームで追ってもなかなかピントが合いません。
ジェットエンジンは吹かしっぱなしではなく、断続的に「シュポ~~~シュポ~~~・・・」と
いう感じで使っているようで、時々見えるジェット噴射の白煙がかろうじてジェットマンの存在
を誇示しています!?
300mmズームでもこの位の大きさですので、肉眼では「何かが白煙を吐いて飛んでいる」
位にしか見えません。(笑)
拡大すると
確かに飛んでます!・・・ジェットマン。
ヘリと一緒にレースコースの上空を旋回しています。
いつ、ループなんかの曲技をするのか!?
最後は高度を下げてメインスタンド前をローパスするのか!?
・・・と、期待していたら・・・
そのまま上空でパラシュート全開~~~!
さすがに装備が重いようで、降下速度が速い。
最後は滑走路向こうの土の部分に軟着陸。
装備を保護するためなのでしょう、前のめりになって停止。
何だかカッコ悪い帰還です。
さすがにこれだけ小さい翼と模型で使うようなジェットエンジンでは、一旦高度を下げて
しまうと回復させるのは難しいのでしょうネ。
教訓 → ジェットマンは「スカイダイビング」のバリエーションだと思って、広~い心を
持って鑑賞しましょう!(笑)