武蔵国一宮の奥宮の、パート1の、お話


氷川女體神社に1年に1度の参拝をしました。

25年前は、

人も訪れない幻想的な森にひっそりと佇む

古びた壊れそうな社殿が建っていました。

ご祈祷していただくと、

須佐之男様の奥様であられる

クシナダ姫の命様

(大和撫子の語源であり、

撫でるように大事に育てられた姫)

(夫を不良から、英雄に変えた、元祖上げマン)

(ご利益は守ってもらう人に出会う縁結び)

が出られて、

紺の袴を履き白い足袋で

品格あるお顔で、

お浄めをしてくださったのを思い出します。


(そのお顔にそっくりな)

前の女宮司様、にご祈祷して頂き、

ご祈祷が終わると、

「私は何十年も神様のお仕えをして苦労してきました。

でも私には本物の神様が出られるから、

どんなに寒いときも体がポカポカなの。」

といって私の冷たい手を握り締めてきました。

「福運とは、まず顔や姿形に出るものよ、

守ってもらっていると福相になるのよ」

と、言われました。

その時には、

誰かが庭で横笛を吹いていて、

1年に1度の蔵の大掃除をしていて、

色々なお宝を見せていただきました。

皇女和宮様の寄進された品も見ました。


今は沢山の人々で、ごった返していて、

今の女宮司様(前の宮司様の娘さん)

が、

「此処もやっと有名になりました

神様も、神格が上がり、神様の世界で喜んでおられます」と、おっしゃいました。