幼稚園の準備をしよう《外履き編》 | ベビーレディと松山市内をお出かけしたりハンドメイドしたり。

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2014年2月に生まれた、一人娘との暮らしを綴っています。(つまりおむつは卒業済み(^o^;))
日々の育児のこと、娘のために手作りした服や小物のこと等々。
ちょっと不格好な手製の服を着て、一丁前の口をきく娘を、今日も微笑ましくもヒヤヒヤしながら見ています。

我が娘が幼稚園に行くにあたり必要なモノは色々あります。
その中で最も問題があるモノ…
それは、靴!!

我が娘が、幼稚園の指定の上靴・外靴(以下の写真の靴)を履けなかったために、我が家の靴探しの旅が始まりました。
…まぁ、仮に履けたとしても、私がこの靴を娘に履かせたかた言われると…。。。



上履き探しの時は、そもそも選択肢がかなり限られていた(商品数自体が少ない)ので、まぁ難易度は低かったと言えます。

しかし、外履きの靴、早い話が運動靴となると、実に様々なものがあるわけで。


運動靴にも指定品がある=靴も制服の一部、という訳で、以下の条件を満たす靴を見つけなければならないのです。

●運動靴に求められる、最低限の条件
・白い、ないしは白っぽい(ワンポイント程度なら可)
・14cm前後のサイズがある(娘の足の実寸が13.7cmなので、メーカーによるサイズ差異を考慮)
・ベルトで締めることができる(娘の足は甲低幅狭なので。紐靴は、娘が自分で結べないので不可。)


娘が愛用するASICS(アシックス) メキシコナローには、「白っぽい」に当たるものがなかったため、他をあたることに。
(メキシコナローの花柄は、遠目にも白っぽいとは言い難かったので。)
※2017/9/21 「花柄って、どんなの?」と質問をいただいたので、リンクを張りました。



キッズ・ベビー用品の店を訪ね歩くも、条件を満たす靴は無く…
小さなサイズの靴って、ファーストステップシューズ以外は、どーしてあんなにカラフルなんだよぅ。15cm以上(紐で留める靴)になると、白い靴はバンバン見つかるのにぃ。

ここに無かったらどうしよう、と思いながら入ったショッピングモールの中の靴屋。
キッズ・ベビー用靴のコーナーには該当品はなく。
ふと見たスポーツシューズのコーナーに、小さな白い靴が!
ほほぅadidas NEO VALCLEAN2というモノですか。
※2018/3/26 リンク切れ修正。2017年春モデルはベビーピンクだったのですが、今はその色は無いんですね…


Web検索の結果、アディダスには他に、アディダスオリジナルス スタンスミスなるラインにも子供用の白い靴があることが判りました。
※2017/9/14 リンク切れを修正しました。



あと、アディダス スナイスにも白っぽい靴があることも判明しました。

ちなみに、このスナイスシリーズは、中敷きに、靴のサイズアウト判断の目安の線が引かれています。

※2017/9/21 リンク切れを修正しました。

どうやら、2017年秋冬モデルには、この淡い色のタイプはないようです。

アディダス adidas ジュニア スニーカー BABY スナイス 4 CF AQ3640 1611




さて、店頭で見つけたディダス バルクリーンは、現品(13.0cm)限りで、再入荷の目処はなし、と。
他のスポーツショップでは、取扱自体がなくて。
※2017/9/21 追記
幾つかの店を回ってみたところ、少なくとも松山市や今治市の靴屋さんには、アディダスのキッズシューズは、0.5サイズの取扱い自体が無いようでした。
すなわち、13.0、14.0、15.0、…という、1cmピッチでしか在庫がない、と。

そうなると通販です。
が、たいていのオンラインショップでは、こちらの都合による返品や交換は受けられない、と明記されていました。
しかし、靴は、現物を足に合わせてみないと判断できないモノ…
まして、娘にアディダスを履かせるのは初めて。愛用の靴と同じサイズで良いのかすら不明だし…
さて、どうしよう?

すると我が旦那様が事も無げに言いました。
アディダスの公式オンラインショップで買えばいいじゃん。返品OKだから。」

さっそく公式ショップを見てみると、確かに“サイズ違いもイメージ違いも返品OK”の文字が!!



てな訳で、旦那様と検討の結果、バルクリーンを、13.5cm、14.0cm、14.5cmと3足、購入しました。
スナイスにしなかったのは、幼稚園から物言いがつくのを避けたかったから。
スタンスミスにしなかったのは、これから何度か買い換えるのだと考えると、ちょっと値段が厳しいという結論に達したから。
今にして思うと、どうせ返品ありきでいくなら、とりあえず全部買ってみて、娘に最適な靴を探してみても良かったかなぁ。


靴は、数日で届きました。
で、全部くつ家ともだ 今治本店に持ち込んで、娘の足に合わせてもらいました。
結局、靴は13.5cmで、厚さ3mmの中敷きを1枚入れて履くことになりました。
※2018/4/26 補足
アディダスやニューバランスのような、土踏まずの辺りがキュッと細くなっているタイプのラスト(足型)の靴は、ほぼ実測値と同値のサイズの靴が最適解となる傾向があるようです。
よって常に靴下を履いてこの種の靴を履く予定なら、靴下着用状態での実測値に基づいて靴を選ばないと、かなりの確率で哀しいことが起こります。
ちなみに、足した中敷きは、踵の部分を削ってあり、足が抜けにくいようにしてあります。




これで何とか、娘の制服は整いました。


が、しかし。

娘が指定品の靴を履けない理由が、足の長さ(所謂サイズ)の問題ではなく、足の幅(より厳密には踵の幅)の問題なのだと、幼稚園のスタッフさん達に伝わっていない感じがてんこ盛り、なんですよ…
靴が履けない、と言うと、すぐに
「14cm(指定品の最小サイズ)が履けるようになったら切り替えて」
だの
「緩いなら中敷きを入れて履いて」
だの。

我が娘が在籍している間、一体何回同じ説明をせなアカンのやろ、と思うと、ゲンナリしますよぅ。




※2017/9/20 追記
この靴を実際に使った所感をば。

娘の幼稚園は、普段は裸足です。
そのため、シュータン(アディダスのタグが縫い付けられている部分)の内側がフワフワで、中敷きもフワフワ、他の靴の内側部分も足当たり良くなめらかに作られたこの靴は、非常に娘を喜ばせました。


娘の足は甲が低く、中敷きを足してもなお、写真のように靴のベルト(ベルクロ)をかなり締めないと、足首が固定できません。
バルクリーン2(2017春夏モデル)は、ベルクロのフワフワ部位が長いので、写真のように、娘の足に沿うよう引き絞ってもキチンと留まります。

そして、このベルクロは、靴の穴に通して締めます。(よくある靴はベルクロが縫い付けられている側と反対側にベルクロを留めますが、この靴は、ベルクロを縫い付けられている側に折り返して留めるのです。)
そのため、ただベルトを引っ張ればギュッと絞まるので、娘でも楽に足首を固定できました。

ただし、最初は、靴自体ももちろん、ベルトも硬いので、靴が足に馴染むまでは(ベルトの折り返して位置に癖が付くまでは)、少し力が要るという難点もあります。

また、ベルトが穴から抜けてしまうと、写真の通り、穴の幅がベルト幅ギリギリなので、娘が自力で元に戻せない、というのも難点です。
幼稚園(自分のことは自分でしなければならない場所)に履いていく、という点では、これは軽視できない点ではあります。
とは言え、ベルトは結構長さがあるので、普通に脱ぎ履きする程度では、まず抜けません。私が抜けたところを見たのは、娘がまだこの靴にあまり慣れていなかった頃に、早く靴を脱ぎたい一心でベルトを半端に緩めた状態で無理やり脱ごうとしたら、足が抜けると同時に履き口側のベルトが抜けた、という現場に2回ほど遭遇した程度です。