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ジョーズにやられっぱなしと噂されるアジ曽根の石鯛釣りに

挑戦することにした。ボーズ覚悟の釣行となる。

6月1日PM8:50、福岡市中央区地行の自宅を出た。

チャーター船はいつもの千々石木津港の進光丸を予約している。

木津港着22時と少し、少々早く着いた。港にはヨシオカフィッシング

に頼んでいた赤貝を潰した撒き餌、付餌20㎏と万一の為に用意した

オキアミ4角が用意してある。

ヨシオカさん何時もお世話になります。

12時少し前に林田船長の御目見えである。

石鯛仕掛けは胴付10号と浮かせ8号を用意、鉛は70号から

300号までバケツ一杯船に積んでいる。

12時15分出港する。海は凪である。アジ曽根には午前3時過ぎに

着いた。少々の南風でウネリが残っている。凪ぐのは午前7時ごろだと

考え、ゆっくりゆっくり釣りの仕掛けをセットし、ウイスキーをチビリチビリやりながら時間待ち、東の空が少々明るくなるのを待つ。

ジョーズが恐いので撒き餌は一切しない。

ひたすら夜明けを待つ。他船は2~3船と意外と少ない。

これもジョーズのせいか?

午前4時40分第一投、緊張の第一投であるが当り無し。

第2投、第3投、付餌の赤貝に変化無し、棚を探りながら、10投目

ぐらいに当たりが来る。石ダ!と確信する。何時もの癖で少々遅合わせ、強烈に絞り込む、3㎏越えダ!と手応えを感じる。

慎重にやりとりし、本日の第1尾をゲットする。3㎏越えのオスであった。

それから約1時間ぐらいは次々に当りがあり、石鯛の数も増えていった。5~6尾釣ったところで一休み。海面に目をやるとジョーズが

背びれを出して、水面を泳いでいる。船の回りを回遊している。

何ジャこれは?

今まで自分なりに組立てていたジョーズ対策がガタガタと崩れていく。

「ハタキ」だ!ジョーズのハタキ(産卵)だと思った。

今まで猛烈な程の石荒しはハタキのせいではないのか?と思うと

色々のことの答えが出て来た気がした。

今現在はハタキの最中でとあるエリアにジョーズ達は大集合し、

生殖作業の真っ最中ではないのか?だからエサである石や鯛など

食べる暇など無いのではないか?と思うと納得したような気がする。

コリャー人間が知恵のどうのこうのの話ではないわい。

ましてや、挑戦なんて恥ずかしい。

ハタキが終われば、又 彼らはやって来る。その間に石さんを

釣らせていただくしか方法は無いと思った。

 結論、アジ曽根は鯛だけでなく、ジョーズの産卵の場所でもあったのだ??と納得し、又 釣り再開。

潮が少し動きだし、又 当りが出て来た。

結局、午前10時30分に納竿、10尾ゲットして今年初めての石鯛釣りは

ジョーズのハタキ最中という、ラッキーがあり、十分楽しませていただき

ました。

進光丸さん、ヨシオカさん 大変お世話になりました。