頭のなかがガチャガチャする。


たすけて、と呟く。


なぜ、こんなにもイライラするのかわからない。


本当はずっと守られていたい。かけがえのない友達が欲しい。


他愛のない雑談をかわす友達が欲しい。


けどいない。



昔は、木漏れ日の暖かな小道を歩いて風を感じたり、雨の気配を感じたり、キラキラ輝く水面を見つめているだけで心が穏やかになっていたのに。


今は足りない。


誰かの温もりがほしい。誰かに気にかけてもらいたい。


愛してほしい、見守ってほしい。


でも、もうできない。それは歳をとってしまったから。


いつの間にか老いてしまったから。


苦しいくるしい、助けて愛して。


どうしてこんなにも苦しいのだろう。