なんとはなしにスマホの昔からの写真をスクロールしてみる。

1年前、2年前、3年前…。

ときはあっという間でそこに写っている私もその時々の悩みを顔ににじませている。

私の周りにいる人たちは見知った人たちのはずなのに眺めているとまるで知らない第三者の人たちのように見えてきた。

身内の写真さえも。

みんながみんなの人生があって、私が係わろうとそうでなかろうとそれぞれに続いてきた人生。

私は幸せにみんなと一緒に波打ち際で遊んでいて、ふいに波がザブンとやって来て

気がついたら場所は全然変わらないのに周りにいたはずのみんなが全員いなくなっていた、そんな感じ。

昔はみんなと同じになれないことがつらくて悩んでいたけど、今も少しはそれもあるけどなんだか違う。

私は私の人生をちゃんと自分の力で歩いてこなかったように思う。

みんな仕事だったり結婚だったりして親とは違う道を自分で選んであるいて、30代道半ばにして少しずつ少しずつ次の世代を担う存在になってきている。

私もとっくにその世代のはずなのに昔にすがつてリスクを恐れ現状維持にしがみついている。

年を取るごとに変化が怖くて仕方ない。

自分のエゴだけを追求できる年代はそう長くはない。

自分の人生を探すより親や自分の老いを受け入れて今を生きていくしかない時間が必ずやってくる。

みんなそれを見越してそれまでに自分の人生の基盤を見つけていくのだろう。

私は、どうしたらいいのか、どう生きたらいいのか保留保留保留を繰り返してここまで来てしまった。

怖い、時が過ぎるのが早くて。