私は30歳を超えてから、婚活病にかかっていました。


結婚しないで30歳を迎えるなんて思ってもいなかったのと、結婚を具体的にイメージしたり巷の噂を調べたりして、焦ったり落ち込んだりしていったのです。


30歳を超えて独身なのは、変わっているから


自分と向き合っていないから


仕事をちゃんとやってないから


年齢がいくと男性に相手にされなくなるから


出産にはリミットがあるから



だから早く結婚しなくちゃ、


私は「普通」として生きてきたんだから。


普通よりも少し上のポジションになりたくて一生懸命勉強したりいい子でいることを自分に課してきたのだから。



そんなことを思って、追い詰められて、ずいぶんお金もかけて、自分を否定する材料を増やしていきました。



実際リアルに同年代の友達も次々結婚していくし、子供も産んでいくし、身内たちも当然のようにそうしていくからどんどん自分を否定する材料は増えていきました。



自分の生き方を自分で決められなくて、年齢的に限界が来ていたのに、それを結婚できないからだとすり替えていったのだと思います。



でも最近は、ちょっと考え方が変わってきました。



私はよくブログやコミックエッセイを読みますが、今まで婚活ネタばっかりでした。


最近はいろんな視点を持ってみようと、たかぎなおこさん、森下えみこさんなど一人でもちゃんと自分のやりたいことをもって生きている独身女性(たかぎさんは最近ご結婚されたみたいですが)のエッセイを読んでみたのです。


なんだかキラキラしていて、片意地張ってなくてとても楽しく読んでいられます。




彼女たちは表現する才能をもっていて、それをかなえるべく努力していてその姿がステキだからです。


自分の人生をちゃんと受け止めているからです。



私に足りないのはそのでした。


勉強が必要な職業であるにも関わらずそれを放棄して、努力せず自分は一人ぼっちなんだと一人でひねくれて中途半端に婚活しては自分を否定していたんです。



その日々はすでに4~5年に及んでいました。



でも、それはなんか違うような気がするなあとなんとなく気づくことができました。



私は、いわゆるカツカツの婚活はしばらくはしません。


出会いのドアは開いておくけれど、どうも私の人生の中でガツガツ婚活するのはどうしてもできない気がする。


それよりも自分の人生をちゃんと引き受けて生きていく立て直しを図ること。


それが今の私には優先事項として必要なんだ、そんなことを思いました。




とても、とても好きだった人に恋をしたあのサクラの森に行ってみました。


まだまだ開花は先ですがつぼみはもう準備万端の装いのように見えました。


だんだんあたたかくなってくると思いでに心が苦しくなるけれど、私はもう妄想を抱いては後ろを向いて生きているようなあのころの私を卒業しなくちゃ。





さみしさを胸に、少しでも前に進みたいと思います。