最近家にある本棚を片付けています。5年前に購入した「戦略子育て 楽しく未来を生き抜く「3つの力」の伸ばし方」をもう一度読んでみました。
先週サピックス入室テストを受けに行きました。一応基準点を超えて入塾できると思いますが、分厚い宿題を解き、ペーパーテストも受けて偏差値上げて、そしてどうなるか?を真剣に考えています。この本も様々なヒントを与えてくれました。勉強に関する内容だけをメモとして残ります。
昔の勉強は「先人の知恵を受け継ぐため」でした。今もなお、言語や基礎知識を覚えることからスタートする必要があります。
しかしこれからは、試行錯誤の力が最も重要となり、「発想力*」や「決断力**」の向上が求められます。そのため、テストの絶対的な得点にはあまり意味がありません。むしろ、問題解決や失敗から学ぶ力、逆境に負けない精神が重要です。
子どもたちには、自己学習の姿勢と知識を深める力を養うことが重要です。
*発想力とは、新しい知恵を発見・探求する力
**決断力とは、考え・伝え・聴き・話し合う力
学校や塾のテストはPDCAサイクル訓練の場に過ぎない
学校のペーパーテストで測れる種類の学力自体には、あまりに関心がありませんし、進学先の偏差値や学校のブランドにも興味がありません。そんなもので人生が決まるとは、まったく思っていないので。…
テスト結果の絶対値はどうでもいいのですが、その改善プロセスには非常に興味がありました。…テスト結果での問題点を整理し、テスト勉強方法の改善案を考え、計画して実行。
…求めたのは高得点ではなく、「自分に合った勉強法を、自分で見つける」
問題を切り分け、対策を立て、実行後に反省会、の繰り返し
- 点数を聞く
- 平均点や偏差値を聞く
- 何を間違えたか聞く
- その間違えは、勉強不足によるものなのか、ケアレスミスなのかを聞く
- 次回のテストで点数を上げるためにどういう作戦を立てるかのか聞く
- 3日後計画書を提出させる
1-3は直接把握できると思いますが、子どもに聞くことによって親子の交流できると思います。
そして、間違えの原因(4)を本人で切り分ける習慣をつけて、その問題(5)を解決する方法を考えて、試すこと(6)は大切ですね。いきなり、子どもが一人でやるのは難しいと思いますので、最初に一緒に実践してみます。