「死んだらいいのに」
それが私の口癖。
一見他人に向けたように見えるこの言葉。
でも実際は、私自身に向けた言葉。
私は私が嫌いだ。
死にたいなんて、せっかく親からもらった尊い命を粗末にして、なんて親不孝なんだ。
ごもっともです。
でも、それでも死にたいと思ってしまうんです。
世の中に不幸にも失われてしまう命があるなら、その命を私の命にとってかえてくれたらいいのに。
こんなこと口が裂けても言えないが、自分の本心なんだからどうしようもない。
道を歩く度、
「この車が急に曲がってきたら私は死ぬのかな」
なーんて思う。
川を見る度、
「ここに飛び込んだら私は死ぬのかな」
と思ってしまう。
でも、なかなか車は飛び出してこないし、川に飛び込む度胸だってない。
自らの命を断つ覚悟がないから、みんなが仕方ない、残念だったねって思ってくれるような外的要因で死ねないものかと考える。
しかし、どうやら神様はそんな甘い人間にはあえて生きる選択肢しか与えないらしい。
いつか私に生きたいと思える日がきたら、そのとき初めて命を落とす選択肢を押し付けてくるのかもしれない。
人生ってなんて不公平なんだろう。
そんな私の、後ろ向きでひねくれた想いをつらつら書いていきたいと思います。
どうぞお手柔らかに…