先のUFCでリョートマチダがKO負け。

元々連敗していたので、正直、もう厳しいのだなと、戦前の予想が的中してしまった訳で。

どんなスポーツもそうですが、技術革新を重ねてジャンルが成熟していくものです。総合格闘技でも何度かありました。

ホイスグレイシー、モーリススミス、桜庭和志、ミルコクロコップ、マットヒューズ、GSP、アンデウソンシウバ、ジョンジョーンズ等々・・がそうだと思います。

そして、リョートマチダも間違いなくこの中に名を連ねる一人であります。

実戦で初めて伝統派空手を有効に使える事の証明を、日本からブラジルに伝わった空手を受け継いだリョートマチダがしてくれたとうのが、なんとも感慨深く

ラシャドエバンスをKOしてチャンピオンになったときはもう嬉しくて嬉しくて。

グラップラー刃牙の作者板垣先生の言葉を引用させて頂くと、まさに

空手版グレイシー
そのものだったと思います。

しかし、時の流れは無情

武術でたいせつな事は護身。
生き延びる事。

それができなくなっているということは・・

ただ、続けるか辞めるかは本人次第。

結果はどうあれ
やるのなら応援し続けるし、
やめるならそれも尊重したいと思うのです。

そして、勝った選手には素直におめでとうと。

ボクシングの村田選手じゃ無いですが、引導を渡した選手には責任があると思うので、立派に選手生活を全うすることを期待しています。

薬とか、飲酒運転とか、ダメ!絶対!!