メインカードは因縁の

ネイト・ディアス
VS
コナー・マクレガー


今回もウェルター級で行われるのは、マクレガーの「前回と同じ条件でやらないと雪辱は払拭出来ない!」という強い思いもあったそうで。
僕は単純なので、こういう日本人的な発想にはグッと来ます。

階級制の格闘技では皆、自分のベストな体重・条件で闘おうと駆け引きをするのが当たり前です。
そんな中にあってリスクある選択をする、こういった発言が出来るのがマクレガーをスターへと押し上げた要因ではないかと思います。
口が悪い、運が良い、寝技がちょっと、とか批判する人たちはいくらでもいるけれど、過激な発言は全てリスクとプレッシャーとなって本人に帰って来るブーメラン。ジャンルを背負う気概の無い、もしくは背負った経験の無い人達に彼を攻める事は出来ないでしょう。

口だけならモハメド・アリに並ぶ天才トラッシュトーカー、チェール・ソネン氏の言葉です。

「誰と闘いたいかというインタビューの意味を皆分かっちゃいない。UFCの用意する相手なら誰とでも・・みたいな発言をファンが喜ぶと思ってるのか?」

ホント、その通りだと思います。人には向き不向きがありますから、皆が皆トラッシュトーカーになる必要はありませんが、もう少しウケを考えろよって選手が多いのも事実です。

そういう意味でも今回の対戦は二人とも完璧です。まぁネイト・ディアスに関してはお兄ちゃんも含め天然で口が悪いだけかもしれませんが・・

で、コナーマクレガーです。

記者会見などに出席するときなどにビシッとキメてくるファッション。こーゆー自己プロデュースが出来る所もプロだなと思うのでした。