前回のUFC200はアレな内容でしたが今回はここ最近の興行の中でも非常にレベルも高く面白い内容でした。こーゆー興行なら数千円払っても惜しくないです。

ウェルター級
ロス・ピアソン
vs
ホルヘ・マスヴィダル
判定3-0でホルヘ・マスヴィダル勝利。
敗者も価値を下げない試合。もう、諦めてくれ!とこっちから思わせる選手にジーンときます。二人ともかっこいい。

ライトヘビー級
ニキタ・クリロフ
vs
エド・ハーマン
2ラウンド0分40秒、ニキタ・クリロフKO勝ち。
正直期待してない試合でした。ニキタ選手はとても前略に長けていて早く次の試合が観たいです。

ウェルター級
マット・ブラウン
vs
○ジェイク・エレンバーガー
1ラウンド1分46秒、ジェイク・エレンバーガーTKO勝ち。
分かりやすいシーソーゲーム。開始早々のダウンから復活したブラウンを見て、いつも通り!と思っていたらミドルキックが入っちゃいました。前にも他の選手に何度か効かされているので、もしかしたら腹が弱点なのかも。
残念ですが金を払いたくなる選手だと改めて思いました。

女子ストロー級
ローズ・ナマユナス
vs
カロリーナ・コバケビッチ
3ラウンド終了、判定2-1でカロリーナ・コバケビッチ勝利。
お互い高度な打撃の応酬。コバケビッチのクリンチからの膝と肘で差がついた印象です。
そしてお馴染みのラウンド間全てこのポーズ。

東欧の選手というのは男女問わず独特な魅力があります。
次は文句無しでタイトルマッチでしょう。

UFCウェルター級タイトルマッチ
❌ロビー・ローラー
vs
○タイロン・ウッドリー
1ラウンド2分12秒、タイロン・ウッドリーKO勝ち。ウェルター級新チャンピオン
一発でした。



ウッドリーは全身バネです。こーゆー選手は1ラウンドが最も危険です。たらればは好きでは無いんですが、長期戦になっていればローラーに分があったと思います。
が、それはそれとしてウッドリーも地道に実績を積み上げてきた選手ですし、素直におめでとうという気持ちです。

期待の選手が期待通りの、しかも勝敗に関わらず後味の良い試合ばかり。
あの子は誰?的な選手も見つかり、良い興行の条件が殆ど揃ったような素晴らしいイベントだったと思います。

全選手に敬礼です。