何気ない一言 | 水色のタオル

水色のタオル

並の教師で終わりたくない。。。

「今日,病院行く。」


普段あまり話をしない女の子。

授業でも手を挙げることはほとんどない。

いつも僕から話しかけている。

その子から話しかけてくる時といえば,

休み時間,僕が仕事をしていると,周りをうろついて,

目が合った時にいう「ひま。」という時と,

何か忘れたり,困ったりした時ぐらい。


昨日,参観授業が終わった後の帰りのあいさつの後,

その子が僕の前で止まって,言った。

「今日,病院行く。」

と。

僕は,わざわざ僕に言ったので,何かあるのかと思った。

でも,そんなことはない様子。

「どっか痛いん?」

と聞くと,

「足。」

と答えた。

僕が

「早く良くなるといいなあ。」

と言った後,他の子が話しかけてきて,その子はいつの間にか帰っていた。


昨日と今日の帰り道。

このことを考えていた。

その子は僕に

「病院に行く」

ただそれを伝えたかっただけで,

それを伝えただけだったのかな,と。

僕はそれをそのまま受け取れなかった。

そこのズレがなんだか悲しかった。


うん。悲しかった。