前回の募集馬ツアーで魂を抜かれてしまったホシちゃんですが、そうはいっても出資希望を決めねばならない。ツアー翌日にどうするつもりか聞くと、茫洋としながらも、自分の実績も加味してミスエーニョの23(150マソ/1口)か、プリンセスノーアの23(175マソ/1口)のどちらかで迷ってるとしっかり回答。結局は高額なのである。というか、不本意なら買わないという選択肢もあると思うのだがそういう気持ちはないらしい。
いつもならこちらも「どちらでも(どうでも)いいんじゃなーい」と、さっさと就寝するのですが、なんだか眠れなくなってしまった。
なんだこの感情は。
こちらも出会ってから15年以上の付き合いなもので、平たい話が可哀想になってきたのです。
というと、前々よりずっと「そんなお金はない」と耳元で言い続けてきたけど、それは毎年馬に3、400万円ぶち込みまくっているせいでほぼ枯渇しかかっているホシちゃんのしょぼい貯金に限っての話。平日は職場と自宅の往復で、週末は布団の中で寝て過ごし、主な趣味は通帳記帳。セリエAのスター選手にあこがれるよりもコアラやナマケモノに憧れる超絶インドア派のこの六甲には
あるんだな、そんなお金。
450万円は余裕とまではいかんが、想定範囲内の金額なのです。まあうちは完全独立採算制のため、アナタのお金では買えないので諦めろというのは嘘ではないんだけど、なんだろうか、この座りの悪さ。これも馬が下手に中々良く見えたのが悪いのか。
てなことで、腹を割って話そう、お金のことは一旦置いておいて本当の気持ちを教えて欲しいと問いかけてみました。
あちらの話をまとめると
○一番欲しいのはやっぱりクロノジェネシスの23。あれが一番よく見えたし、多分(高額すぎるから)実績関係なく手に入ると思うから欲しい。買って後悔することはないけど、買わずにこの子が成功したら多分相当辛いだろうなと思う
○この子が買えるなら今回はこの一頭だけにするという気持ち。歌舞伎町やすすきのも控える。また、この子で失敗したらサンデーは辞めてもいいという不退転の気持ちである。
○とは言っても消費者金融は使わないし、買えないことは分かっているので安心して欲しい。
ア...こういうの私ダメだ...
に、200万なら貸してあげなくもないわよ...
貸すんだからね!ちゃんと返してよね!凄い馬になったらちょっと色つけて返してよね!
協力じゃないだろ!自分で働いて返せよ!
てなわけで、
もうすでに走らない未来がチラついてきて若干後悔しているが、まー今年は一頭入魂って言ってたからナ。来年も私への借金があるから買い控えるだろうし(願望)、大丈夫でしょう(楽観視)。
🐤🐤🐤🐤数日後🐤🐤🐤🐤🐤