ゆうべ、たまたま観てた、NHK BSプレミアムで
「私をスキーに連れてって」を放送してた。
1987年公開から35年経った。
4・5年前のJR SKISKIの新幹線ポスター
あらためて当時の「原田知世」のかわいさ。
「矢野」のキレた「ウェーデルン」。
コブの頭から頭を踏んでく「大回りパラレル」のカッコ良さ。
その何シーンかは、当時トップデモの渡部 三郎がスキーシーンの吹き替え。
海和俊宏のスラロームのシーンもあった。
なんだかすごく心が躍る映画。
そのころの定番が、飲み屋で女の子に「俺、あの映画のスキーの代役やったよ」
って嘘を言うと、「エーッ??嘘だ~」って言われるので
「ホントだよ! 布施博の!」 って言うと、半信半疑になるという。
微妙な軽口。
原田貴和子と高橋ひとみのセリカGT-Fourがスキー客のリフト脇を駆け下る
のは一ノ瀬ファミリースキー場だ。 ・・・たしか。
矢野がカローラで万座プリンスホテルから奥志賀の会社保養所山荘へ向かうシーン。
上田耕一が「万座から志賀までは直線で2キロなのに車だと5時間はかかる」
と、説明するシーンがあった。
試したわけではないが1987年当時でも、5時間もかかったかな?
冬道だからか?
たぶん、万座・嬬恋村から菅平高原経由→須坂市→小布施町(通過シーンあった)
→山ノ内町湯田中の街中(通過シーンあった)
→志賀高原一ノ瀬地区(通過シーンあった)→
→奥志賀の会社保養施設へ着。
と、いうルートだと思う。 5時間は大袈裟では?
このシーンのこのセリフ。 西武だから?。
焼額プリンスホテルと万座プリンスホテルが舞台だし。
この10年後に長野オリンピックが行われる。
インターチェンジから山ノ内町、志賀高原焼額地区までは、長野オリンピック前の
1990年代、大幅に国道が改修された。
トンネル4ヵ所、ループ橋、などなど景色が変わった。
通称、‘’オリンピック道路‘’
なにより高速道路が。藤岡から軽井沢を経て、信州中野までつながった。
映画冒頭の新宿から原田知世と鳥越マリが乗る西武のスキーバス。
まだ藤岡ICまでしか高速道路は無かった時代。
碓氷峠のバイパス(2016年にスキーバス事故が起きた)から国道18号線を通って。
志賀までいったい何時間掛かっていたのだろう? 気が遠くなる。
その頃、陸の孤島と呼ばれていた長野。
だから、この映画以降から長野オリンピック(堤義明氏)につながって・・・。(?)
久しぶりに観た 「わたスキ」 は最高だった。
2月発売のブルーレイも買おう。
(DVDもどこかにしまってあるはず)
おしまい