数日前、新潟県の津南に行った。
ちょうど大雪警報が解除されたタイミングでだった。
長野県側の栄村と新潟県側の津南町は県境を跨いで、日本有数の豪雪地帯だ。
JR飯山線、森宮野原駅
‘’森宮野原駅(長野県栄村)は、ある“日本一”を持っています。
1945(昭和20)年2月12日、7.85mの積雪を記録。
国鉄・JRで最高の積雪量を記録した地点です。
森宮野原駅にはその記録を示す標柱が設置されています。‘’
この標柱のてっぺんの横線ライン。
通常の2階建て木造住宅なら、屋根の棟まで積もったことになる。
現代、気候変動の影響はあるが、それでも数年に一度は災害級の大雪被害が起きる地域。
今冬も今のところ大雪のシーズンと言える。
栄村から、津南町への国道117号線。
除雪の大型機械が稼働しており何台もすれ違う。
きれいに除雪されていて、路面の凸凹もほとんどない。
国道両側の雪の壁、高さは2m前後。ロータリー車できれいに垂直にカットされている。
津南の中心市街地は国道も「消雪パイプ」で散水されて雪は無い。
豪雪地帯の方が車の運転が快適と思える。
秘境と言われる栄村の「秋山郷」へは、いったん津南町に入り、再び県境を越える。
雪がなくても狭くて急峻な道路がほとんどなので、冬に行く勇気はないが、とても良い地域だ。
そして新潟県は一昨日から「まん延防止等重点措置」が適用されることになった。
おしまい