沢山の皆様に、見守っていただいていたぶりちゃんは、
土曜日、21時5分に、帰天しました。
10歳6か月。
バブ子と同じ、10歳6か月でした。
本日、荼毘に付して参りました。。。
焼き場の都合上、今日しかありませんでした。。。

主人と、見上げる煙突、、、。
陽炎のように、
ゆらゆらと、熱いものが
空へと昇り、消えてなくなりました。
息子の結婚式から、帰国して、
9日間の介護でしたが、
それを、
してやれる事の「幸せ」を、
ぶりちゃんは、私に教えてくれました。

帰国後、
おしめを
しなくても、
7日間は、
問題なく、
わんこトイレに
自力で
行きました。
8日目から、
こうなり、、、

体は、
ぺったんこで、
癌によるイレウスが
お腹を支配しています。
枕が、
嫌みたいで、
平らな所がいいと言いました。
黒いタール状のGERI便と、茶色い噴水のようなおう吐が 何度かありました。
食事は、帰国5日めで、何も摂らなくなりました。
最期の日は、お水は、ティースプーンで、
ポタポタっと、唇を 開けてやりながら、口を潤しました。
鼻が カリカリに乾いてしまい、毛が、お鼻に貼り付いてるのを、
ぬるま湯で、濡らしては、外してやりました。
ホッとしたように、モグモグ、口を動かし、愛おしかった。。。
土曜日、だというのに、午後から、会議が入った主人。。。
こんな時に、会議なんか、すんなっ!
友人のしげちゃんから、メールが来て、
「ご主人、いないの?
なんかあったら、言いなよ。 すぐ、飛んでいくから!」
って、、、。
私は、もの凄く、ありがたかった。。。
「甘えるときは、あまえてね。」 って。
友達という物は、こんなにも ありがたいものかと、涙が出ました。

夕方、しげちゃんが、大きなメロンを持ってきました。
そして、
何十分も、ぶりちゃんに
「もういいよ、頑張ったね。」
「痛いよね。。。」
「えらかったよ。」
何度も何度も、泣きながら
話しかけて、
よしよししてくれました。
この日、ぶりちゃんが 尻尾を振ったのは、これが初めてで、
そして、最後でした。

どんな時でも、
苦しかったに
違いないのに、
笑顔を見せて、
カメラ目線を
くれました♡
夕方、主人が帰宅し、
私がお風呂に入ってる間に、
20時半過ぎ、おう吐が、10回ほど有り、、、、
21時、呼吸が止まり、
そして、鼓動も、止まりました。
でも、首が、
うん、 うん、、、、って、
何度も して、
そして、動かなくなりました。
私は、大きな声で、「ぶりちゃん! ぶりちゃん! 頑張ったね!」
「うん、うん、偉かったよ!」
「もう、休もうね、もうお休みしようね。
もう、痛くないからね!」
まだ、聞こえるかもしれないからと、言い続け、
ぶりちゃんは、10回くらい、大きく うなずいたんです。
主人と、顔を見回せて、二人で、涙交じりで、「ありがとう」を
何度も言いました。

しげちゃんが
持ってきてくれたメロンを、
お棺に入れました。
お棺は、
段ボール箱を、
焼き場のお窯に入るサイズを聞いて、私が作りました。
息子が使ってたシーツで、箱をくるんで、ギャザーを寄せて、
段ボールに、太い毛糸をかがる針で、留めつけました。
息子が 幼稚園のお泊り会で、使っていた古いけれど 愛着のあるタオルケットを
箱の底に、敷いてやりました。
お花屋さんに、走り、
ぶりちゃんらしいお花を 大人買いし、、、
お庭のハーブを ブーケにして、
数か所 入れてやりました。
大好きだったクリームパンも、お供に♡
我々家族の髪の毛は、どこに行っても一緒だと云う「証」に、持たせました。

いつだって、いつだって
頑張り屋の
いい子でした

皆様のコメントが、どんなにか、私の気持ちを支えてくださったことに、
心から感謝申し上げます。

