7月のチーズ講習をアップするのを バタバタしていて忘れておりましたので・・・
七月だと思って 見てくださいね。。。

玉川田園調布のケヤキガーデンにある
上野万梨子先生の主催するギャラリー・リブレで
チーズの講習の3回目を受講しました。
ゴーヤは まだこんなもんだったんですよ。
でも 市販のネットやラティスではなく 木切れで
ラティスが作ってありました。
何が植えてあるかって言うのも興味ありますが、
設え(しつらえ)方によって 雰囲気はがらりと
変わりますよね。
ここのお庭は 有名らしいガーデナーさんがなさっ
ているそうです。 (お名前、聞いたんですが忘れ
ちゃった・・・)
マネ出来そうで さり気ない感じで
良いですね~


リブレの教室の中に 汗だくで 入りました

なんだか 別世界なんです。。。
すぐそこを バスが ブ~~って 通るのに・・・
教室から見たナチュラルな前庭は とっても
涼しそうでした。
レモンをキュ~っと絞った キンキンに冷えたレモンウォーターを 頂いて さあ 講習の始まりです!
この日も講師は 斉藤富士子さんです。
麻の真っ赤なシャツにハッと目を奪われてしまいました 

夏にチーズ??
どんなもんだか・・・・と お思いでしょう?
お食事の前に チーズを涼しげにお出しして 楽しむ事を提案する 今回は イタリアのチーズづくしです。

テーブルに しょっぱな
ドーンと 置かれたこちら
真上からの写真です。
でっかいマスカット!!!
マスカット好きの私は 喉から手が出そうにっ・・・

「グリーンフレッシュ」と言う種類のマスカットで、めっちゃ大粒! おまけに種なしで 皮ごと食べれます!!
この12個 全部 欲しかった~~・・・・
あっ・・・と すいません。。。
我を忘れて マスカットLoveの境地に入ってしまいました・・・。

マスカットの横は ガラスのレンゲに入ったリコッタチーズ(Ricotta di pecora)
ご覧の様に 大理石のプレートの下は ガラスの大きなボウルで 二階建て構造になっていました。
下のボウルに 今回は同じマスカットを入れてありますが、 氷をいれて 葉っぱを添わせても
夏らしい涼しさが出ますよ。
・・・と 斉藤さん。
な~るほど!と 唸る一同です
レンゲのリコッタは 羊乳のホエー(乳清)で作られていました。日本では珍しい羊乳のリコッタは
羊乳特有の甘みがあります。
大理石の上に置かれたグラスには 縦長にカットされたチーズが入っています。

グラスの中のチーズは
Brillo(酔っぱらいの)di treviso al prosecco
ブリッロ ディ トレヴィ―ゾ アル プロセッコ
牛乳から作られたチーズをプロセッコ種のスパークリングワインに漬け込んで熟成させてあるんです。
この細長いグラスに 同種のスパークリングワイン
Quartese prosecco brut NV/Ruggeri&C S p.A
を入れて~
ひとつずつ 頂きました。
なんて こじゃれた演出でしょう~~


上~の写真の手前の四角いガラス皿に並べられたチーズを 各々 分けて下さったものです。
チコリ+バナナ+ゴルゴンゾーラ・ドルチェ+くるみ
+メープルシロップ
奥に控え目に置いてあるのがRicotta di Bufala
リコッタ デ ブーファラ
搾乳量の少ない水牛の乳のホエーから作られた
フレッシュタイプのチーズです。
「リコッタ」とは 「2度煮た」 という意味です。
語源はラテン語で、
チーズ作りが終わった後に 残ったホエー(乳清)に 新しい乳や生クリームを加えて
もう一度 煮て作られます。
これが リコッタチーズです。

とっても ビジュアル的に カワイかったこちら
プチトマトに モツァレラ(水牛) バジルの葉
ジェノベーゼソースをちょい っとで
出来そうでしょう~~
グリーンのトマトがポイントかと思いますが 何とも垢抜けた盛り付けで、言わずと知れたイタリア国旗カラーですよねっ~~
最近は 色んなトマトがありますから 色を楽しむと良いですよねっ!!

話は戻りますが・・・
この青かびチーズ・・・
苦手な方 多いかと・・・。
ゴルゴンゾーラには
「ピカンテ」と「ドルチェ」が
あります。
ピカンテは 青かびの多い ちょっと個性の強いタイプです。
ドルチェは クリーミーです。
二つの青かびチーズ、こうやって比べると どちらがピカンテで どちらがドルチェだか 判りますよね。
苦手な方は ドルチェの方を召し上がると 意外にも好きになられるかと思います~。
並べたり 比べたりして下さるので、 すっごく良くわかる講習なんですっ
そろそろ 上野先生の「チーズを使ったお料理」の登場です~


お野菜ひとつひとつに
きちんと仕事がしてある~
カツレツです。
オリーブオイルとバター少々で揚げてあります。
カツの上にはペコリ―ノ サルロが乗っかっていますが・・・

セージの葉とニンニク+Ooilで
マリネしちゃってるチーズで
す。
色々と 目からウロコの講習です




デセールです
目にも鮮やか 夏らしい色合いに 皆さんから歓声があがり、顔がほころびました

牛のリコッタチーズにサワークリームやメレンゲを合わせたものが 下に引いてあります。
上の方は オレンジ果汁+フランボワーズ+マンゴーの裏ごし+コアントローのソース
トッピングが マンゴー、木苺、ピスタチオです。
このオレンジ果汁のソースが 絶品でした!!!
どんぶりいっぱい 飲みたかった~




こちらのおじいちゃま・・・
このチーズ講習の最年長のお方です。。。
チーズはもちろん ワインも お料理も ぜんぶ召し上がって~、先生に質問もなさっていました。
94才です。。。
もう みなさん ひっくり返りそうに びっくりしました





奥様はお亡くなりになり ・・・・
独り暮らしで 毎日 チーズを召し上がるそうです!!
牛乳で お腹がゆるくなってしまう方も 一日一切れのチーズなら 大丈夫ではありませんか?
ミルクを10分の1に凝縮したものがチーズです。
良質なたんぱく質を摂ることって 本当に 大切なことなんですよね
チーズに入ってない栄養素は ビタミンCと繊維だけなんですって。
なんだか 背すじをシャンとして 帰らねば・・・・ と思った講習でした。
たった一言で言う「チーズ」・・・・という食品
ものすごく奥の深い食べ物だと 改めて知りました
