土曜日のことです。

気持ちのいい この道を 歩いて通う
この教室!!
しかし、 台風 
です・・・・。


ギャラリー・リブレ上野万梨子先生による
フランス家庭料理の講習を受けるため、
大雨・・・台風の中、参りました
先生の講習は、30年前から 大好きで、「上野万梨子フェチ」 と、言われても
仕方ないかもしれない位 大好きなんです!
今日の講習 「 タルトタタン 」

昔っから 先生 こだわりの 「タルトタタン」が とうとう 今風に変身して、登場か~~・・・・と、
講習前から 楽しみにしていました。
先生の お作りになるパイ生地は 最高なんですよ!!

この パイ生地の盛り上がり、良いでしょう~
これを ひっくり返すと~・・・

飴色のカラメルに りんごの酸味が加わって、Tarte Tatinの
出来上がりです!
アンナミラーズのとは違いますよ~!!
温めなおしても 生地が ベッチョリしません

林檎から おつゆが 垂れないのです。 旨味と酸味をバターとお砂糖のカラメルに キッチリ閉じ込めてあります!!

助手の方が、テーブルセッティングして下さって・・・
お料理が来るのを
待つ間に、メモし忘れた事を 生徒さん同士で 確認しながら
待ちま~す 

みなさん 熱心な方ばかりですから、
ぶりままも ちょっとだけ 頑張ります。。

栗とりんごのポタージュ (セロリアックのカナッペ添え)
Creme de chantaigne aux pommes
リヨンのお母さん風
牛ヒレのフィセル
Boeuf a la ficelle
タルトタタン
Tarte Tatin
このフィセルの火の入れ方・・・・感心しまくりでした。
お肉の上に 乗せてある ポアブル ロゼの つぶし方、使い方も もの凄い的確です。
添えてあるお野菜は (略式コンソメと、先生はおっしゃいましたが、)コンソメで 火を入れ、
身体の隅々に 行きわたる優しい優しいお味・・・

タルトタタンの横に ちょこっと添えてあるサブレ・・・
これが 超まいう!!
タルト生地の切り落としの廃物利用なのですが、クルミをあら微塵にしたものを 混ぜ込んで焼いてあります。
ポタージュも 秋と冬の境目に ぜひ 食べたい ほっこりメニューでした

あああ・・・・もう一回 食べたい・・・・

講習が 終わって 外に出たら いつもの木が 紅葉し始めていました。
「何 撮ってるの~~?」
・・・と、先生に 聞かれ、
「先生、ほら、紅葉してる!」 と言ったら
「あら、ほんとだ」 って
灯台元暗しって やつ??
上野先生は、11月18日から パリの ボンマルシェ(デパート)で、JAPAN展のプロデュースをされるため、講習は12月まで お休みです・・・。
このイベントは、
日本の素晴らしい「手仕事」を 残していこう、フランス人に 見てもらおうという 企画です。
「手仕事」というのは、沢山は 作れないし、お値段も 高くて・・・・採算が取れない
ということから 無くなってしまいそうですよね・・・。
それを、出来る所は 機械を使ったりして、価格を抑え、量も作れるように、そして 後継者も・・・
色んな思いが こもったイベントです。。。
刺繍だって、東南アジアものが 多い時代ですが、なんといっても 日本の刺繍の技術、皆なさんも お認めに
なりますよね!! 御香にしても、陶器にしても 塗りものにしても 日本のレベルの高さは すごいですよね!!
スノッブなフランス人は 日本贔屓が 大勢いますから、かなりの盛況になることでしょう。。。
ただ、円高・・・・・なので、 あまり高価なものは 難しい・・・・ と、そんなお話まで 伺いました。
先生の ご検討を お祈り致します!!
この後が 大変でした・・・・。
台風で 電車がストップ・・・・・
やっと 途中駅の藤沢までは 電車を乗り継ぎ 乗り継ぎ たどり着きましたが、
タクシーは100人待ち・・・

バスは 200人待ち・・・・
結局 迷惑かけたくなかったのですが 主人に 車で迎えに来てもらいました・・・・。

それなりに 忙しかったのです・・・。
救護訓練のおみやげに お赤飯を もらって来ていました・・・。
電車を乗り継いで、横殴りの冷たい暴風雨の中を 立って待っていた私には やっと自宅に着いて味わう味は 最高に 美味しいお赤飯だったのですが・・・
このシールの南天は 要らないかも・・・