
幽霊、見たことある?
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ユ=レイの日だって。なんで今日なんだろう。
そもそもそれを制定することでなんらかの利得が、
例えば貞子(エイリアンvsプレデターみたいな扱い受けてる)がテレビ画面から出現している最中に成仏しちゃうとか、ユーレイ関係者・業界にとっては目出度いことだけれども、ホラー業界にとっては壊滅的打撃となったりする。
少なくとも成仏や解脱を目的してはいないよなって思ってWikiって見たら、
>7月26日 文政8年(1825年7月26日)に鶴屋南北作の『東海道四谷怪談』が江戸・中村座で初演されたことに由来する記念日。
とあって、空調もろくにない時代に暗くて蒸し暑い中、芝居をするのも観劇するのもご苦労様なこったと思った。
それでも暑い盛りのこの時期は怪談を見たがるものなのかねえ。
舞台に出てくるユーレイ役は、まず自分が死んだ人の幽霊であることを観客に説明するため
「魂魄この世にとどまりて」と第一声を放つ。
そんなこたお前のしてる異質極まりないメークと衣装を見ればわかるよって言いたくなりますけど、それだけ重要なセリフなんでしょう。
まず「魂魄」と告げることによって自分はすでに死んでいる自覚があり、なんらかの原因によって「生きている人間の世界」に執着があることを説明している。
そしてその原因とは!を「この世にとどまりて」の「て」に集約しきっているんね。
言葉の文字数に何一つ無駄のないセリフであり、死後多少朦朧とするところもあろうかと思うのに、頭脳明晰なんですね、このユーレイさんは!って感じる。
とっとと成仏なさいよ。
で、文章を平たくすると
「自分は死んでしまってこの世にはもういないんだけれどさぁ」
となるのですが、これはつくづく切ないセリフだねぇ、って思う。
そしてユーレイになった原因は「生きてるうちにあれだけは食べておきたかった!」とかだったら面白いんだけれどね。
大概そこから導き出されるのは、人間同士が紡ぎ出す心の闇だったりする。
ぶるるるる。
やっぱ怖い話は苦手〜。
