空を飛ぶ、水の上を歩く。どっちをやってみたい? | うまうま定食

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空を飛ぶ、水の上を歩く。どっちをやってみたい?
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むか~~し「魔女の宅急便」が上映された際の制作エピソードとして、
「魔女がホーキに乗って空飛ぶとき、浮力がかかるとしたらどこにかかるのか?」って議論があったそうなの。
あれはホーキが空飛ぶ道具なんだからホーキのみにかかるって説と
魔女が用いる魔法で飛ぶのだから魔女の身体全体に浮力がかかるって説に二分されてたのね。


そんな、魔法のお話で空想科学ですらないのだから。どっちでもイイじゃん。
真面目で優秀な人達ってのはそんなことまで真剣に討論するんだなぁって半分呆れて半分感心してたのね。

で、後になって全然別な魔女のお話に絵を入れる用事が入ったときハタと困ったのね。
そういった「大前提となる設定」が固まってないと描きようにも描けないやん!。


ホーキに浮力が掛かるんなら話は簡単で、モデルに公園の鉄棒にでもまたがってもらってそのまんま写真を撮ればよい。絵を描く際に服や髪の毛に向かい風っぽいなびきを加味すれば良いだけ。

魔女の服ごと体に浮力が掛かるのなら服の描写は無重力な感じにしてむしろホーキを「ぶら下げて持ってる」テイにしてやる必要がある。こっちの方がより想像力を要する訳。
実際に自分が描く方に回らないと想像できなかったわ。
しかもアニメーション。
大変だなぁ。


そんな経緯もあって、空を飛ぶとき、または水の上を歩くとき、
重心または浮力のかかり方はどんなん?って考えちゃうのね。

空を飛ぶ方はなんとなく想像力はばたかせやすい。
子供が両腕拡げて「キーン」ってやってる様に腕で全身の浮力を稼ぐ。
胸襟と背筋、腕の筋肉そのもので全身の重さを支えるから、
最初は筋力がつくまで筋肉痛とかするかも知れない。
それさえ慣れてしまえば、あとは足に集中してた荷重が「ふっ」と軽くなり、気がつけば空中。
推進力がなぜ発生してるかは、謎。


水の上を歩くのは、ちょっち理屈が難しい。
あれはアメンボウのように足裏に浮力が働いているのか、
若しくは足裏の部分だけ水が石のように固まって歩く者に地面を歩いてるかのように錯覚さしているかで解釈が最低限二つに割れる。

前者であれば、歩行はもちろん、普通に歩くことすら難儀で、様は重心が高すぎるから。
アメンボウさながらに両手両足を拡げて水面に這いつくばらねばならない。

後者の場合気分は陸地を歩いているのと変わらないのだから、マジで普段と違いすぎる奇跡的な景色を愉しめると思う。ただ問題なのが、波。
凪の状態やさざ波程度だったら問題なし。
しかし、これが徐々に高い波に変わっていったらどうだろう。
気分は陸地を歩いてる感じだけれど、
波をかぶった身体は実際に膝下から膝上へ徐々に濡れてく。
伝説のビッグウェーブでも来た日には、頭っからびしょびしょになる。
それを回避するには「絶対に動かない陸地」ではなく「浮き橋のように浮動する水準面」へと変更する必要がある。

いずれにせよ、足元不安定なのは不安だし、しまいにゃ船酔いしそうなので、水の上を歩くイメージは却下です却下。