静寂は破られた | うまうま定食

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エサ食む日々




今日は相方入院の初日。
初日なので心細かろうと、面会時間ギリギリの夜8時まで粘った。

消灯は多分ここも夜の9時。
8時も近づいてくると面会家族も流石に減って、
大部屋とは言え、他のベッドも皆寝静まったか、全体的に静かでよい病院だな~。


と、思ってたら、向かいのベッド通路側から
「コンチネンタル!」
「インター・コンチネンタル!横浜の!」と
婆さんの奇声が上がった。
流石に昼間のお喋り仲間が声をかけた。
「◎◎さん、どうなさったの?あたしゃテレビをイヤホンで聴いてたからお話聞こえてなかった」


あ~!公共の場でヘッドホンオーディオ聞いてると、
他人様に自分のオケなし生歌声を無意識に聞かせちゃう、アレかぁ!。
私も相方も「ゑ?どうしちゃったの?急に。」と
首を伸ばしてキョロキョロしちゃったではないか。


そうか~、世の中的にこの時間帯と言ったらゴールデンタイムとか言う奴で、
しかもクイズの時間であったようだ。
そしてこれから、
「月曜9時ドラマタイム」と名付けられたメインページェントが待っているのだなぁ。

マンガ的な表現で言えば、私らのベッド周囲に張り巡らされたカーテンは
さながら妖怪ブルブルのように無言で打ち震える表現が為されたであろう。

私は笑い声を立てるのに困難を極め、
相方は腰の痛みを抑えるにあたり
笑いの発作を抑制しようと腹筋を崩壊せしめていた。


私のしみじみとした時間を返せ。