シブチカ | うまうま定食

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エサ食む日々

先ほど、渋谷駅の道玄坂側、スクランブル交差点近縁にてボヤ騒ぎがあったそうです。
もう、鎮火してるとのことですが、自分はシブチカからの出火か?と疑っております。
煙が派出所傍の換気塔から主に上がっているからです。


シブチカ…ご存じの方はいらっしゃいますか?。


いかにもオシャレなオジイチャンがかぶっているような帽子のお店に、ナイトパヒュームの淫らな感じのお店、古めのキャバレーにでも行かねばお目にかかれぬようなど派手なウィッグのお店に、タバコ小物のダンディーなお店、そして隅っこにあるチューインガムの自動販売機。
いまの渋谷にそぐわぬセンスの古い店の数々に「なんでこんなタイムトリップしたような商店街が公道の地下にあるの?」と違和感を感じてた方いらっしゃいませんでしょうか?。


実は戦後、ハチ公前広場やいまの109の建ってる地域は、戦後のどさくさにまぎれて不法占拠した闇市だったのです。「恋文横町」って言葉にその名残を偲ぶことが出来ます。
恋文ってのはいわゆる「パンパン」と呼ばれた女性の方々が駐留軍の兵隊さんに英文のラブレターを送るにあたって、代筆を引き受けてたお店が結構あったから。
う~ん、ジャコウを思わせる闇の香りがするですねぇ。


ギミー!チョコレート!。(お腹空いた!チョコレート持ってたらクレ!)
ジーアイ!シューシャインシューシャイン!。(靴磨くよ!)


…渋谷はギンザとかと比べ、決して明るい歴史を持つ街ではなく、
どちらかというと長らく場末でした。
文化村通りなんてネーミング、昔を知るものにとっては噴飯ものです。
おいおい噴火村の間違いだろ?。


で、シブチカですが、戦後の区画整理が進行し、
駅近隣は比較的クリーンになりました。(区画そのものは未だカオスですが)

ハチ公がアテにして毎日通ってた食べ物屋の屋台も撤去されました。
ただ、戦後のドサクサのなか土地家屋登記の不備から正当性を訴え、
立ち退こうとしなかった店舗の数々。
これがいまのシブチカのテナントであり、彼らを地下施設に収容するという超法規的措置によって駅前の掃除だけは速やかに完了したという訳。
※109の一階にはんこ屋とかカメラ屋とか不思議なテナントがありますが、あれは不法占拠者でなかったにせよ、それも、かつてあった商店街の名残なんであります。
(彼らは他の商売をしたくても、約款の縛りからはんこ屋ははんこ屋、カメラ屋はカメラ屋しか営めないようになってる…。故に他者に転売も出来ない)


さてはて。渋谷駅、いま大きく変わりつつありますよね?。
地下鉄銀座線のターミナル駅が地上三階部分にあるという超シュールな大枠は着手できぬとは言え、
東横のれん街の撤収や東横線ホームの地下化など、変わるというか、さらなる複雑化を遂げつつあります。

今回のボヤ騒ぎもあって、シブチカ、渋谷駅大改造計画の一部として大掃除の手が入るのではないか?と自分とか期待しております。

あそこから半蔵門線のコンコースにかけて、非常に複雑怪奇な構造が出来てて、ひとたび毒ガステロでもあったら、一溜まりもないだろうなと危惧する箇所があったりします。そこ、ボヤの煙がなかなか抜けずにいつまでも不完全燃焼状態が継続するでしょう。危険です。

渋谷区議会、仕事せいや。(元区民より)


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