赤べこと調べ物と(ゴルゴ13がスゲー件について) | うまうま定食

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エサ食む日々

お、おはよう、ご、ざいます。なんとか起きています。今こうやって動いているのは気力だけです。

さてはて夕べ、ピグライフにて飼える牛の名前を考えていたときのこと。
牛にちなんだ単語を並べていた際(自分の良くやるブレーンストーミング法の一つです)、
日本での販売当初「アブない飲み物」として知れてしまった
レッドブルについて知りたくなったの。で、wikiってみました。
したら、自分が知らなかっただけかも知れませんが、
随分とスキャンダラスな背景があることが判りました。

いきなり冒頭の2行がすごい。
レッドブル(Red Bull)は、オーストリアのRed Bull GmbH社が販売する清涼飲料水である。創業者がタイ王国で見出したKrating Daengという清涼飲料水を元に作られた。現在はオリジナルであるタイ産よりも、世界的に展開されるレッドブルの方が圧倒的に有名である。一般的に両者は全くの別物として認識される。
ああ、アジア小国の企業が白人社会の企業にいわゆるライセンス生産を許可しただけのつもりが、国際社会において軒先貸して母屋を乗っ取られてしまったって構図ですね。

アレ?これどっかで似たような話があったな?と思ったらゴルゴでした。本棚探ったらあった。
ゴルゴ13シリーズ Special Issue別冊 No.172 掲載 255ページ「ドッグマンの鼻」
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漫画内でのお話では用いられてる単語こそ
微妙に違うモノ(エナジードリンクがエナジーオンに変わったりとか)に置き換えられてはいるが、
シチュエーションは全く一緒。

そして、みすみす多額のビジネス機会を奪われてしまったタイの製薬会社、ノイ社が、
それならばとオリジナルを越える新商品の開発に移行した所、
そのことに脅威を感じた母屋を乗っ取った方の「クレメンスの会社」が
ゴルゴ13に開発コアマンである「ドッグマン」の嗅覚を奪うよう依頼する…。という内容。

うっひゃぁ、よく調べてある。そして現実社会でのKrating Daeng社がなんで実際巻き返しに出ない?といった
事実に、するっとフィクション上の人物であるゴルゴ13の暗躍を入り込ませてある。
正直、この話、最初読んだときは「ふ~ん」くらいしか思わず、ピンと来なかった。
ただ調香の現場の描写が異様に面白かったので覚えていたのだ。
して、今回wikiを通読した前提で読み直してみたら面白れぇ面白れぇ。


例えば依頼者にゴルゴがこんなツッコミを入れている。
「エネルギードリンクは、日本メーカーが七十年代に開発していたものだ。ノイ社はその物まねをした…… あんたも同類だろう……」
wikiにはこうある。
ビジネスで日本に来た際に、日本を中心とするアジア諸国で栄養ドリンクが大きな市場を形成している事を知り、欧米でも同種のビジネスが成り立つのではないかと考え、調査を進めている内にKrating Daengに出会ったという。また、商品開発に当たっては、特に日本のリポビタンDから大きな影響を受けているとインタビューで語っている。

う~む、さいとう・プロがココまで調べて作品に仕立て上げてあったからwikiにココまでの反映がされているのか、それともその逆なのか。
wikiのRecentDeletedとか探せば判るんでしょけれどね、量が莫大すぎるし、そんな時間はありません。

ともあれ、先ず自分のやったことはRedBullの現物を買い込んで来たこと。
これで「改良すべき飲みにくさ」や「今日の協奏曲は、シューベルト調で試すよ」って言う調香の妙を偲ぶのだ!。


…しっかし、今回偶然な要素が手伝ったこともあってゴルゴ作品を面白く再読出来たわけですが、
こういう見落としはいっぱいあるのでしょう。そして色々知ってたらもっともっと面白いのかも知れませんね。侮れん、ごるごじゅうぞう。
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