名前を遠くで呼ばれる声で、、目が覚めました。
深い眠りで、め〜っちゃ気持ちよく眠っていた感覚でした。
なんだか、ボ〜っとしてる。。
あっ私、手術してもらってたんだ。。。
気がつくと、そこは、回復室のベットの上でした
すぐに先生が来て、
「リンパ転移なかったですよ〜。無事終わりましたからね
詳しくは、後日お話しさせてもらいます。」
って、言ってくださって、部屋からすぐに出ていかれました。
(良かった〜一安心や〜。)
(って、先生乳首は
転移なかったの
)
(ちょっと〜!先生〜!戻ってきて〜!教えて〜〜!)
聞きたいけど…声が出ない〜
って、思ってたら…思いが伝わったのか、
戻ってきて、、「そうそう。乳首も大丈夫でしたよスイマセン
言い忘れてました。」って言ってくれました。
あぁ〜〜良かった〜〜。
(って、、おぉ〜〜い大事なトコロを忘れないでヨゥ
)
でも、その時の安堵感は今でも忘れられないです。
そこから、彼の待ってる部屋に移動です。
ベットで運ばれてる間も、麻酔で意識がボ〜っとしてて
この時のことは、あまり記憶がないです
部屋に到着して、待っていてくれた彼と対面。
私;「終わったよ。。。ありがとう。。」
彼;「うん。うん。お疲れさん。。」
私;「あのね。。私、、リンパも、乳首も大丈夫やったよ。」
彼;「うん。聞いたよ。良かったな〜」
と言って、手を握ってくれました。
二人で安心して、いつの間にか泣いてました
この時のことを思い出すと、今も、じんわり涙が出てきます。
癌告知されてから、
これまで、いろんな不安が積み重なっていたので、
今までの不安から、少し解放された瞬間でした。
そんな気持ちを共有してくれる人がいる事に感謝の気持ちでいっぱいでした
二人とも、話す言葉は「良かった。。本当に良かった」
この言葉が、全てでした。
今はコロナの関係上、長時間付き添いは不可のため、
彼は帰らないとダメなのです
なので、彼とはここでお別れ。
次に会えるのは、退院の日のお迎えとなります。
寂しいけど、後は回復に向けて頑張ろうと思いました。
ここから、
手術当日の夜を過ごすことになりました。