今はすっかり元気なモコですが、しばらく片足を上げて、ひょこひょこ歩くことが続いていたんです。病院にいってみたところ、「膝蓋骨脱臼」だと言われました。


トイプードルにはよくあるらしいです。

フローリングがツルツルして滑るのがよくないようです。我が家は無垢フローリングなのですが、普段過ごしているのは義母の家で、リビングの床がツルツルピカピカなんです。


治らないようなら手術することもあるようですが、してもまた再発もあるようで、体が小さいので何をするのも怖い…。手術するのはほんとに最終手段だと考えました。


足をあげてひょこひょこ歩く原因が脱臼だとわかったので、とにかく足が外れたらすぐに元に戻すようにしました。最初は戻し方も分からなくて試行錯誤。足をさすったら、撫でたりしたら元に戻ったりしてました。


義母や義父は、足が痛いのに歩かせるのは可哀想といって、ずっと寝かせていました。

でも、私は、散歩も行かず家で寝てばっかりなんて、ほんとに手術しなくちゃいけない状態になってしまうと思い、毎日散歩に連れ出すことにしました。


散歩の用意を始めると、しっぽを振って、近づいてくるので、散歩しても大丈夫だと確信しました。

まだ、すぐに足が脱臼するので、最初は庭の人工芝の辺りをウロウロすることから始めました。

フローリングだと滑ってしまってすぐに足が脱臼するのですが、芝の上や道路はかなり歩きやすそうでした。


こうして毎日朝晩散歩に連れていくようになりました。散歩中も足が脱臼したら撫でたりさすったりしてすぐに元に戻すようにしました。


脱臼するようになるまでは、家の中での遊びが多く、ほとんど散歩に行かなくても運動量は充分かなと思っていました。でもいざ毎日散歩を始めるともっと歩きたいという感じで、散歩時間もどんどん長くなりました。

「散歩」の言葉には敏感で、散歩と聞くと玄関でしっぽを振って待ち構えています。


義母や義父にも、健康のためにといって、モコの散歩をお願いするようにしました。


散歩を続けているうちに、いつの間にか脱臼しなくなってました。モコ自身も何となく治し方がわかってきているように感じます。

もし外れても、モコの体ごと持ち上げるだけで、すぐに元に戻ります。


モコが脱臼するまでは、犬にとってツルツルのフローリングってこんなに歩きにくいだということに全く気づかなかったことには反省しました。


フローリングを張り替えるわけにもいかず、絨毯を敷きつめることもできないので、毎日散歩に行くことが1番の治療法でした。


脱臼して元に戻せない場合、片足をあげままになってしまって負担が大きいからと、トリミングにしばらく行かなかったのでボサボサになってしまったモコ。


今はちゃんとトリミングいってるのでスッキリしてます。


同じ悩みの方、多いかもと思って、モコの状況を書いてみました。


脱臼した足の戻し方は、犬によって違うと思うので、良い方法を見つけてみてください。


ちなみに、モコは後ろ足、右も左も、同じ頻度くらいで脱臼していました。

前足は今のところはずれているのを見たことはありません。


以上現状報告でした。