暑い日が続いていますね。
 相変わらず冷暖房無しのの生活を続けていますが、4年前から使い始めた扇風機、これ無しの生活は考えられません。
 今となっては5年前までどないして過ごしてたんやろうと…笑。

 暑い日には(寒さも)かつての旅先でのもっと過酷だった時を思い出して、「あの時に比べれば…」とやり過ごしています。
 一時、温度計付きの時計を使ってたのですが、60度まで計れるその時計が中東や中米で何度か計測不能になったことがあります。
 それでも乾燥してるので、日向は地獄やけど日陰に入ったらけっこう涼しく感じるんです。
 と言いながらも、イランでは暑さにやられて寝込むこともありましたが…笑。

 そんな中もっとも過酷だったのが1989年6月のインドのニューデリー。
 新聞にも載ったので間違いないんですが、湿度80%越えの46度!
 行き倒れになってる人に触れると「熱っ!死んでるで」という世界です。
 バスに乗ってもみんな窓を閉めてるんで、「アホちゃうか?」と思って窓を開けたらすごい熱風。
 慌てて窓を閉めました。

 あまりの暑さに耐えられず、北のラダックに行こうとしたんですが、この年は雪が多くて道路がクローズ!
 それなら飛行機で行こうと思ったら2週間先まで満席で諦め、とりあえず行けるとこまで行こうということで、ジャンムー&カシミールの州都スリナガルヘ。
 ここはイギリスの植民地だった時代にイギリス人が暑さから逃れようとしたのですが、マハラジャが家を建てさせなかったので、湖に豪華な船を浮かべて過ごしたところ。
 その船が今もホテルとして営業されてて、ここで快適に過ごしました。

 

 

 


 さらにはヒマラヤの麓でそり遊びも。

 

 


 インドの大きさを感じた旅でした…笑。