G.W.を人並みに享受させてもらおうと、3~5日に岡山の高梁川を下ってきました。
 初日は4時起きで5時半の電車で出発。
 新幹線などの贅沢はできませんので、在来線を乗り継いでおよそ5時間かけて井倉からスタート。
 雲一つない青空を背景に瑞々しい新緑が美しい…。
 この時点で幸せ気分満喫…笑。



 ここは井倉洞という鍾乳洞があるのですが、短い距離ながらカヌーで鍾乳洞を通れてちょっとした探検気分を味わえるのです。

 

 


 その後も石灰岩の岸壁に囲まれたコースを進むと、やがて岡山県のスラローム大会が行われるこのコース髄一の急流区間。

 


 問題なく下りますが、やっぱり水が冷たいんです。
 上半身裸にライフジャケット、下は短パンという夏仕様なので、水を被るたびに鳥肌立ちまくり…笑。



 その後も適度な瀬を挟み、基本的にはのんびりカヌー。
 ひたすら新緑と青空を楽しむのです。
 生きてて良かった…。



 3時を回るとキャンプに備えてビールを買えるところを探しますが、これが全然ないんです。
 一応押さえとしてラム酒は持ってきているのでビールは諦めようかと思ったのですが、そんなときにローソンの看板を発見。
 ただ、上に上がれそうな場所が無いのです。
 いったん諦めたビールですが、ローソンの看板を見てしまった以上、ビール熱が盛り上がります。
 しばらく下ったところで支流が流れ込んでいるところがあり、それを強引に行けるところまで遡り、それから艇を置いて川の浅いところを歩いて上がります。
 そして、陸に上がれるところを見つけて、さらに10分以上歩いてローソンへ。

 あとはテントを張るところを見つけるだけですが、これがなかなか無いんです。
 単にテントを張るスペースだけなら適度にあるんですが、これまた大事な焚き火をするための薪がありそうなところが無いんです。
 けっきょくそういう場所を見つけたのは5時を大きく回ってました。

 

 


 それでもビールと焚き火がそろったキャンプは幸せいっぱい。

 

 

 


 星もきれいな夜でした。

 朝4時起きで身体も適度な疲れ、9時半(クージーはん)ごろにはテントの中へ。
 明日を楽しみにしながらすぐに寝付いたのでした。
 ところが、2時過ぎに目が覚めてしまいました。
 寒さで…。

 5月初めの山間の寒さを忘れてました…涙。
 半そでTシャツに薄いウインドブレイカーに短パンという姿でやってきたのですが、一応保険のつもりで薄手のダウンジャケットを持ってきていたのですが、それでもまだ寒いんです。
 仕方なく、カヌーをするときのこれまた保険のつもりで持ってきていたパドリングジャケットも着ますが、それでもまだ寒く、けっきょく朝まで寝られなかったのでした。
 4時起きやったのに…。

                                 (続く)