ニースでの暮らしの続きです。
これを綴るのが、なんだか楽しい。
去年の6月、甥っ子が結婚しました。
フランス北部の小さな町まで、飛行機でお祝いに行って来ました。
式は極めてシンプルなもの。
市役所で市長による式、指輪交換。
記念撮影。
ふたりともいい顔!美しい!
夕方からはお嫁さんの実家のプール付きの広いお庭でパーティ。飲んで、踊って、飲んで、ケーキ入刀。
幸せそうなふたり。
私はこの甥っ子が5歳の時から知っています。
どーしよーもないガキンチョだった彼が一人前の大人になって結婚なんて。
感慨深いというより、信じられない。
そうの前の年に、この夫婦と私の3人だけで話す機会があったのだけど、それが初めて甥っ子が私の旅について色々聞いてきた時でした。まさか彼とこんな深い話をすることになるとは、と思ったのでした。
おめでとう。
そしてまた海。
炎天下、肌を剥き出して寝そべる人々を眺める。
これは若い人に限ったことではなく、ニースの爺さん婆さんも通い詰めてこんがり焼いているのです。
若さも水分も抜けたその肌は、まるで干物。
このパラシュートが現れると、夏が来た証。
やってみたいと言いつつ、眺めるだけだったな。
ロシアの教会にも行ったり。
お菓子の家のような可愛さだけど、中は厳格なロシアン・オーソドックス。ベンチや椅子に腰掛けてもいいのですが、脚を組むのは禁止で、観光客なんかが脚を組むと、係りの人注意に来ていました。
そして週末には泡解禁。普段はレフ。
夏が来ると、1664の白も飲んでいました。
もちろん、最初の1本は氷たっぷり入れて。
いつからこんなに氷を愛するようになったんだろう…
つづく